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八丈島のロべ栽培の起源は大正9年
現在では、120年の歴史を誇る横浜植木会社。
フェニックス・ロベレニーとの出会いは
明治42年に高木喜太郎が
原産地調査に乗り出したところから
始まります。
大正5年にようやく原産地がインドネシアと判明。
八丈島との関係は、大正8年に
八丈島中之郷村に農場を開設したことがきっかけ。
この時の主な目的はロべじゃなくて
百合根栽培の試験だったんですね。
その後もフランスから水仙を輸入したり
こういう余裕のある会社だから
ロべを輸入するって発想もあったんですね。
それが今、八丈島の経済を支えているのですから
人の発想が事業を作るんだなってつくづく思います。
フェニックス・ロベレニーは2種類の生産でがっちり
ロべビジネスは、切り葉生産と
鉢物生産の二段構え。
1本の樹からは年間30枚の葉が収穫できます。
そしてその価格は一枚当たり20円相当。
八丈島では年間約5,000万枚の生産量で
約10億円の出荷額となっています。
一方の鉢物生産では、
年間60000鉢、1億5000万円の出荷額。
近年では欧州での価格が
日本での5倍から10倍で売れる為
輸出も盛んになってきています。
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