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2021年2月28日のがっちりマンデー!!
見たことはあるのに名前がわからないもの。
例えば工事現場を囲っている、
キリンやパンダやカエルの形をしたもの。
あれは”アニマルガード”と言います。
では、アメリカンドックに付いている、
トマトソースとマスタードを入れた容器。
名前は、”パキッテ”と申します。
ディスペンパックよりもパキッテ
”パキッテ”を作っている会社は、
株式会社ディスペンパックジャパン。
実は、パキッテの昔の名前は、
”ディスペンパック”です。
ほとんどの人が知らない名前です。
2019年に名前を変えました。
プラスチックの容器の真ん中を折ると、
パキッて音がする。
だから、パキッテ。
わかりやすいですね。
パキッテのスゴイところ
・片手で簡単に開けられる！
左手にアメリカンドック。
右手にパキッテって感じ。
・手が汚れない！
ソースの出口が指と離れているんですね。
・最後までしっかり絞り出せる。
フタは硬いプラスチック。
ソースが入っている部分は柔らかいフィルム。
敢えて硬さに違いを持たせたんです。
不思議なでっぱり
パキッテにはまだ細工がある。
フタ部分のたくさんある山型のでっぱり。
一番大きいのはトマトソースの出口。
2番目に大きいのは、マスタードのため。
その他にも小さな山型が8本。
この山をリブといいます。
これは容器の強度を増すためのもの。
これがないとパキッとしない。
ただ曲がるだけなんですね。
止血剤がヒント！
1980年代のアメリカ。
展示会である容器を発見。
電信柱に登って作業していると、
指を切ってしまうことがあるらしい。
その時の止血剤として作られた容器。
これがパキッテの元。
片手だけで簡単に止血剤を出して治療ができる。
1986年にキューピーと三菱商事が、
ディスペンパックジャパンを設立。
1990年頃、アメリカンドックに採用。
年間約45億円の売り上げです。
がっちりです。
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