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2016年10月30日のMr.サンデー。
2016年の日本シリーズ。
10月29日の第6戦。
日本ハムが日本一になった。
その裏話。
プロ野球界の新旧が無言で心を通わせていた。
大谷翔平が学んだ黒田博樹の8球
日本シリーズの第3戦。
広島の投手は黒田博樹41歳。
大谷翔平は3番DHで出場。
メジャーで成功した黒田博樹は憧れの存在。
第1打席の初級はツーシーム。
大谷翔平は3塁方向へ飛ばした。
黒田博樹の得意球を2塁打にした。
第2打席。
ツーシーム、カットボールと続く。
大谷翔平は球を見送った。
そして、次のスライダーを空振り。
黒田博樹の5球目。
141キロのカットボールを2塁打。
黒田博樹に学んだ大谷翔平
日本シリーズ後の大谷翔平はこう語った。
「ほぼ全球種を打席でみることができた。
間合いやボールの軌道が勉強になった」
大谷翔平を取材したスポーツ報知の小谷真弥記者。
黒田選手と大谷選手との対決を振り返った。
「大谷選手というのは、
今後プロ野球界を支えていく選手だと思うので、
黒田選手もそういう投球を見せたのだと思います」
大谷翔平の3度目の打席
日本シリーズ第3戦。
大谷翔平の3度目の打席直前。
黒田博樹は右足に痛みを感じていた。
顔をゆがめて右足を掴んだ。
黒田博樹の足が悲鳴を上げていた。
しかし、何事もなかったように投げ出しだ。
フォーク、スライダー。
黒田博樹の顔は汗が拭きだしていた。
大谷翔平が振ったフォークは、レフトフライになった。
最後まで全力で投げ切った黒田博樹
10月18日の黒田博樹の引退記者会見。
「今までも(毎試合)最後のつもりで常にマウンドに上がってきたので、
本当に最後けがを恐れずに目いっぱい投げていきたいと思っています」
日本シリーズの黒田博樹もそうだった。
怪我を覚悟で投げていた。
大谷翔平の打席後、黒田博樹はベンチに戻った。
2分40秒後、再びマウンドへ。
テーピングをして帰ってきた。
広島ファンは心配で悲鳴状態。
黒田博樹は3球投げて、足の痛み具合を確認。
「ダメだ ちょっと」
大谷翔平が最後の相手になった。
黒田博樹ファンは口々に「ありがとう」と言っていた。
大谷翔平が黒田博樹に感謝
試合後の大谷翔平の言葉。
「どのボールもやっぱりすごかったですね。
なんか自分が投げられない球見るというのも、
その中でもトップクラスの球なので、
純粋にすごいなと思いました」
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