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8月25日放送の日本人のおなまえっ!
アップル創業者スティーブ・ジョブズに影響を与えたナゾの鈴木。
ウッドストック世代の悩める若者を救ったと言われる禅僧。
それが鈴木俊隆=しゅんりゅう。
アメリカ人が持つ禅のイメージ
禅とはゆったりとリラックスして体の中からエネルギーを感じること。
また、こんな英語もできた。
It’s very ZEN.
元は穏やかな状態のことだけど、部屋の家具がシンプルにまとまっている時、ゼンって感じるわ。
何故、鈴木俊隆の教えはアメリカに広まったのか?
鈴木俊隆が渡米したのは1959年。
最初は日系人向けの寺の住職を数年間務める予定だった。
でもほどなく鈴木俊隆はアメリカ人への禅の布教という大きなチャレンジを始める。
ベトナム戦争が激化。
1960年代後半、アメリカの若者は生きる目的を失っていた。
ロックにドラッグ。
親世代の価値観否定。
禅センター長リンダ・カッツは語る。
鈴木俊隆老師が教えたこと。
価値観の否定では何も生まれない。
静かに今そこに在る自分を見つめなさいと教えてくれたと。
Zen is right here.
禅は今ここ。
ジョブズと禅の出会い
禅僧になった元ITエンジニア、レス・ケイ。
ジョブズと禅の出会いを語る。
若かりし頃のスティーブ・ジョブズ。
まだ人生の意味を模索していた。
そんな時に出会ったのが禅。
ジョブズは禅の修行に夢中になった。
そして禅の美しいスタイルをPCの中に取り入れた。
そうしてできたのがマッキントッシュ。
ジョブズが目指したデザイン。
それはシンプルで使いやすく美しいもの。
それは、まさに禅の形だった。
息子鈴木乙宥が語る鈴木俊隆
アメリカ人と一緒のほうが生き生きとしていた。
教えるのではなく、若者の懐に飛び込んでいった。
それが自然の教えだとみんなが受け止めるようになった。
鈴木俊隆。
迷えるアメリカの若者の道しるべとなった。
偉大なる鈴木だった。
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