プレバト俳句炎帝戦2021で才能あり一度の犬山紙子が下克上!


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2021年7月22日のプレバト!!。

俳句ランキングは炎帝戦!

今回は過去に”才能アリ”を取った人すべてが対象。

応募期間は2カ月間。

その中で夏井いつき先生が選んだ1位。

それは誰もが予想外の人だった。

1位はなんと犬山紙子!

プレバト

スタジオには上位10名が並んだ。

もちろん、永世名人の梅沢冨美男も東国原英夫もだ。

その中に一人場違いな女性がいた。

犬山紙子。

もう言っちゃいますが、彼女が今回の1位。

今まで才能アリは1回だけ。

凡人は2回。

才能ナシは2回。

俳句は一発勝負

「そんな甘い世界ではない」

6位だった梅沢冨美男。

残るは1位と2位の発表のみ。

東国原英夫と犬山紙子だけが残っていた。

梅沢冨美男からはキツイ言葉が出た。

しかし、結果は…。

甘い世界だったのか?

炎帝戦1位の句とは

犬山紙子の句を紹介しよう。

お題はTシャツ。

「日盛りや 母の二の腕は 静謐」

20代で母の介護をしていた犬山紙子。

炎天下、実家のドアを開ける。

寝ている母のTシャツの下から覗く腕。

本当にひんやりして外の世界と全く違う。

すごく安らかな気持ちになった思い出を詠んだ。

短編小説をのような句

夏井いつき先生の直しはなし。

Tシャツという言葉を使っていない。

それなのにTシャツを想像できる。

そこを評価。

諦めの諦観のようでもあり。

子供を突き放している母の冷たさも感じる。

読むほどに深い、短編を書けそうだと述べた。

ほんとミステリー作品にもなりそう。

破調は実力か?

俳句は五七伍が基本。

犬山紙子の句は上句”日盛りや”は五音。

しかし、中句八音。

下句は四音。

中句と下句を合わせて十二音。

いわゆる破調だ。

リズムがずれる。

これをほぼ素人の犬山紙子が詠んだ。

梅沢冨美男が「大した女だなえ」と言うのもうなずける。

犬山紙子自身、まさか上位10人に選ばれると思っていなかった。

1位になるとは予想だにしなかったに違いない。

スタジオに入った彼女はとてもカジュアルな服装だった。

とてもあはよくば…と勇んで来た感じではない。

夏井いつき先生も犬山紙子の実力を疑っている。

これは素人がたまたまホームランを出したのか?

次の一句で本質がわかるはず。

プレッシャーに押しつぶされないことを祈る。

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