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全国に数々ある幻の滝
全国には幻の滝と言われる滝が多数ある。
長野県の木島村の「樽滝」も、1年に2度しか見られない。
実際には流れないのだ。
「樽滝」は発電所で溜めて、余った水を流すことでできた滝。
それが、改良工事で流されなくなってしまった。
地元民の願いで年2回流してもらっている。
つい先日5月8日に流されて、人々に感動を与えていた。
雪氷の滝つぼに虹がかかる!
そして、こちらは白山山麓の幻の滝。
冬から春先まで現れる幻の滝、「百四丈滝」。
登山道が完備されてから、人々の目に触れるようになったもの。
標高1800メートルの白山から流れる大滝の落差は90メートル。
大滝は降り積もった雪に大きな穴をあける。
飛び散ったしぶきが周囲で凍る。
それが異様な滝つぼを作り出す。
その形はまるで、工場の巨大煙突。
晴れた日には周囲に虹が出る。
その光景は普段の暮らしでは見られないもの。
横浜市の写真家、林明輝さん(44)が空撮に成功。
小型の無線操縦ヘリコプター・マルチコプターで撮影したもの。
幻の滝は、6月には消えてしまう。
百四丈滝見学ルート
第一日
- 白山一里野温泉スキー場 林道除雪最終地点
- ゴンドラ山頂駅
- 檜倉
- しかり場分岐
- 長倉山
- 避難小屋
第二日
- 避難小屋
- 百四丈滝
- 避難小屋
- しかり場分岐
- 檜倉
- 白山一里野温泉スキー場 林道除雪最終地点
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