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恵比寿神社前の遭遇
井之頭五郎(松重豊)が仕事帰り、恵比寿で早目の晩飯。
なんでも揃っているとこなので、却って悩むでしょ。
恵比寿神社の前でライターを拾ってあげたおじさん(石橋蓮司)に遭った。
居酒屋「さいき」のおやじだったんだね。
「ライターの礼にビール奢るよ」
でもね、残念ながら下戸なんだよね、五郎さん。
丁重に断ったつもりだったんだけど、ほぼ強引に引かれちゃった。
感じのいい暖簾をくぐると、 「おかえりなさい」って女性店員さんから。
メイド喫茶みたいだけど、ここは紛れもなく居酒屋なんです。
おやじさんに、下戸なら焼きおにぎりがいいと勧められる。
「一人1個だから、美味いから二つくらい食ってけよ。」
渋い店「さいき」
壁に掛かったお品書きが渋いだよね。
飲んべが好きなメニューから下戸でもOKなメニューまで載っていますね。
ビールの代わりにウーロン茶をごちそうになり、お通しが来た。
お通しは三品。
野菜と鶏の煮物、カツオの刺身、国籍不明なトマト豆腐。
野菜と鶏の煮物は、じっくり味が染みてますねん。
「野菜はしゃきしゃき、シイタケがほんのり、冷えていてもおいしい煮物」
カツオの刺身は3切れ。
大根のツマと大葉付き。
タタキじゃないのがいいね。
さて、問題のトマトとうふ。
見た目赤というか、ピンクぽい。
しっかりトマト味で、豆腐感はないとのこと。
でも、悪くないみたい。
この3品で心にゆとり(もしくは胃袋にゆとり)ができたので、 次はアジフライと海老しんじょう。
- アジフライ
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千切りキャベツが添えられたアジフライはお好みで、ウスターソースをかけてほしいんだとか。
ということは、掛けなくてもいいってこと。
まずはそのままで食べてみると、サクッ。
「アジに味が付いている」
うん、このままでもいいけど、ウスターソースも合いますね。
- 海老しんじょう
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海老しんじょうは二つにシシトウ二本が添い寝。
箸で割ってみると、中は・・・。
トロトロで、やわやわなんだね。
予想外の展開。 しんじょうじゃないしんじょう。
正確には海老しんじょう揚げだね。
青のり塩でいただきます。
恵比寿神社に「美味いメシが食えますように」ってお願いした甲斐があったね。
- 焼きおにぎりとカブの白湯スープ
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焼きおにぎりが来る前におかずがなくなってしまった。
それで頼んだのがカブの白湯スープ。
焼きおにぎりと一緒に来たね。
肉団子ごろごろ、カブもゴロゴロ。
スープというよりも煮物に近い。
「あ~いい、繊細な味付け。まるで俺の味の好みを知っているかのようだ。」
カブの柔らかさが優しい。
- 焼きおにぎり
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じゃこめしのおにぎりに醤油をつけて焼いたもの。
香ばしいね。
中がふわっとしていて、じゃこの香りが漂うね。
「今、おれ、幸せ」
下戸よ尻込みするなかれ!敵陣にごちそうあり!
原作者久住さんとすれ違い
「おかえりなさい」
女性店員さんがお客さんに声をかける。
五郎さんが食べ終わるころ、店に入ってきたのは、 なんと、原作者の久住昌之さん。
ファーストコンタクトだけど、お互い知らないもの同志なんだ。
なんか、運命のいたづら・・・・。
帰りは「いってらっしゃい」
■さいき
東京都渋谷区恵比寿西1-7-12
03-3461-3367
17:00~24:00
Food LO 22:30
Drink LO 23:00
定休日 土曜・日曜・祝日
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