Nのために10話究極の愛は罪の共有2014年のNたちと事件の真相


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Nのために最終回 今明かされるあの日の真実

安藤(賀来賢人)は予定よりも早めに到着した。

杉下希美(榮倉奈々)と野口(徳井義実)が
将棋の打ち合わせをしているはず。

野口(徳井義実)に電話すると仕事の話があると。

最上階のラウンジで待つように言われる。

ラウンジに上がる前。

マンションの中で偶然会ったのは西崎(小出恵介)。

食事会には杉下希美(榮倉奈々)の
罪の共有の相手も来るという。

何かを企んでいる。

自分だけ何も知らない。

安藤(賀来賢人)は嫉妬した。

最上階に行く前に野口家に戻った。

そして、外からチェーンをかけたのは安藤(賀来賢人)。

杉下希美(榮倉奈々)がほんとに困ったら電話をくれるはず。

それを安藤(賀来賢人)は待った。

これで誰も外に出られなくなった。

杉下希美が引いたひきがね

西崎(小出恵介)に協力して、
お姫様を救出する作戦に参加。

お姫様は野口(徳井義実)の妻・奈央子(小西真奈美)。

杉下希美(榮倉奈々)の役割は
野口(徳井義実)を引き留めること。

その間に西崎(小出恵介)が奈央子(小西真奈美)を外へ。

しかし、杉下希美(榮倉奈々)はその計画を反故にする。

野口(徳井義実)と安藤の将棋の勝負が原因。

野口(徳井義実)が勝ったら、
安藤(賀来賢人)は僻地の国へ行く。

安藤(賀来賢人)の夢を守るためになんとか阻止したい。

野口(徳井義実)に奈央子(小西真奈美)の不倫相手が来ると告げた。

そのことが殺人事件につながった。

怒りを奈央子に向ける野口

奈央子の不倫相手が来る。

奈央子が流産したのはこいつのせいだ。

野口(徳井義実)は西崎に襲い掛かる。

西崎(小出恵介)が倒れて立ち上がれない間に怒りは奈央子へ。

男と逃げようとしている奈央子。

絶対、許せない。

興奮して奈央子の首を強くしめた。

西崎(小出恵介)はそれを止めたかった。

台所で包丁を持ち出した。

包丁を奪った野口(徳井義実)を燭台で倒したのは奈央子だった。

奈央子の歪んだ愛

レストランの出張サービスを受ける。

杉下希美(榮倉奈々)と安藤も来る。

食事会の数日前、奈央子(小西真奈美)は西崎(小出恵介)に電話。

「連れ出してほしいの!」

西崎(小出恵介)は奈央子を連れ出すことを決意。

奈央子(小西真奈美)が連れ出したほしかったのは自分ではない。

奈央子(小西真奈美)が連れ出してほしかったのは、 杉下希美(榮倉奈々)。

大事な夫からあの女を遠ざけてほしかった。

西崎(小出恵介)のことは愛していない。

野口(徳井義実)から杉下希美(榮倉奈々)を遠ざけて欲しい。

その為に西崎(小出恵介)に優しくしていた。

西崎(小出恵介)を包丁で刺そうとする野口(徳井義実)。

奈央子(小西真奈美)は燭台で野口(徳井義実)を殴った。

野口(徳井義実)を止められるのは、わたしだけ。

傷ついた野口(徳井義実)を介抱しようとする
杉下希美(榮倉奈々)を阻止した。

これ以上大事な人に近づいてほしくない。

誰にも触れさせたくない。

誰かのものになるなら、いっそ壊したい。

かつての杉下希美がそうだった。

自分の住んでいた白い家を放火しようとしていた杉下希美(榮倉奈々)。

西崎にとってのNは奈央子

奈央子(小西真奈美)の心が自分に向いていないのはわかっていた。

ただ、奈央子(小西真奈美)の愛が間違っていると
気づいてほしかった。

それでも奈央子(小西真奈美)は大事な人。

奈央子(小西真奈美)を殺人者にしたくない。

罪をつぐないたい。

子供のころ、母親を見殺しにした。

そのことを償いたい。

そうすれば、現実の中で生きられる。

罪を共有してほしい。

成瀬にとってのNは希美

「助けて、助けて成瀬くん!」

ドアフォン越しに聞こえた杉下希美(榮倉奈々)の声。

早く行かないと。

野口家のチェーンを外して、中に入った。

「成瀬くん、ごめん」

野口夫妻が亡くなっていた。

杉下希美(榮倉奈々)が火事のときかばってくれた。

その恩返しをするときが来た。

全部偶然だということに同意。

すべては西崎(小出恵介)が原因だったことに。

2014年のNたち

高野の妻、夏恵(原日出子)はずっと苦しんでいた。

火事の犯人を隠していた。

でも、夫の高野(三浦友和)に嘘をついていた。

長いこと話せないことを抱えていた。

高野(三浦友和)がそれをねぎらってくれた。

そばを離れないと言ってくれた高野(三浦友和)。

夏恵(原日出子)はやっと、声を出して泣けることができた。

抱えていた重荷を一緒に背負ってくれる相手がいるから。

杉下希美の母(山本未来)は父親に追い出されたころの記憶がない。

ひどい母親だった。

今は再婚し、ボウリング場で働いていた。

今の母親には病気のことを話せる。

「怖いんよ。」

母親を頼ることができる。

野ばら荘の大家、 野原はアパートの大家を続けている。

西崎(小出恵介)はまだ野ばら荘にいた。

昔、希美ちゃんと安藤くんと三人で野ばら荘を救ってくれたね。

記憶がまばらだけど、覚えている。

西崎(小出恵介)に言う。

「二人が友達で良かったね。」

青景島に戻ると安藤(賀来賢人)に電話する杉下希美。

安藤(賀来賢人)には誰にも邪魔されないで
行きたい場所に行ってほしい。

島に帰った杉下希美(榮倉奈々)が行くのはレストラン。

成瀬が働いている店。

フランス語でNOTRE。

その意味は私達の。

お互いを気遣ったNの集合体。

NOTRE。

それが私達だった。

「3月9日にオープンしました。」

フェリーの切符の裏に書かれていた言葉。

その切符に導かれて、今、ここにいる希美。

二人で過ごせなかった時間を取り戻してほしい。

そんな温かい気持ちになった。

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