スポンサーリンク
2015年箱根駅伝の往路。
最後の5区は山登り。
5区は最長区間でもある。
標高が高いため、天候の変化も気になるところ。
過去には低体温症や脱水症状で選手を苦しめた難所。
函嶺洞門のバイパス化工事が完了。
老朽化した洞門内は通らずに迂回。
コース変更に伴い、2012年の柏原竜二(東洋大)の記録は参考扱い。
ちなみに記録は1時間16分39秒、
コースの距離は23.4キロ。
小田原中継所地点での順位
天候は快晴、気温は6.2℃。
1位通過したのは駒沢大。
工藤が区間記録54分32秒を土産にタスキを渡す。
2位は青山学院の田村和希(1年)。
区間新記録54分28秒。
その後は明治大、東洋大、早稲田大と続く。
20位は國學院大。
箱根の山登りがはじまった
1位は駒沢大・馬場翔大(4年)。
チームもペースは悪くないと判断。
函嶺洞門のバイパス付近。
雪の姿が目立ってきた。
2位は青山学院の神野大地(3年)。
追い上げようとするのは明治大の文元慧(4年)。
腕を下げた独特のファーム。
10キロ付近
青山学院の神野大地(3年)が迫ってきた。
差は3秒ほど縮まった。
ほんとに山登りなのだ。
こんな道が駅伝のコースなのかと唖然とする。
トップの駒沢大・馬場翔大(4年)を映すカメラ。
2位の青山学院も捉えている。
さすが登りが得意な神野大地。
1メートル差まで近づいた。
標的はもう抜かせる。
焦る必要はない。
様子をうかがう青山学院の神野大地(3年)。
10.46キロ付近
青山学院の神野大地(3年)が前に出た。
165センチ、体重43キロ。
見た目にはとても華奢な体。
その中にはエネルギーが詰まっていた。
第5区小涌谷踏切付近
1位は青山学院の神野大地(3年)。
2位は駒沢大・馬場翔太(4年)。
神野大地(3年)の表情は苦しそうに見える。
しかしペースは落ちていない。
小涌園前
気温は3.4°になった。
やはり山は寒い。
往路のゴールまで残り9キロ。
青山学院の神野大地(3年)は1位。
46分16秒。
参考記録の柏原竜二の記録を凌ぐペース。
3位で通過したのは明治大の文元慧(4年)。
中央学院・及川佑太(4年)の戦い
5位の早稲田大・山本修平(4年)。
追いかけるのは中央学院・及川佑太(4年)。
宮城出身の及川祐太。
実家は東北大震災で被害に遭った。
仮設住宅で暮らしていた及川佑太の家族。
去年ようやく石巻に移ることができた。
これで実家も少し前に進むことができる。
自分も頑張らないと。
16.23キロ。
中央学院・及川佑太(4年)が5位に浮上。
青山学院の神野大地、1位
ゴールの芦ノ湖FINISH地点まであと少し。
1位は青山学院の神野大地(3年)。
長野原みおさんはTwitterを使っています: “青山学院 神野大地 3年 5区 1:16:15 東洋大柏原さんの記録を超える #ekiden #hakone2015 #ntv http://t.co/4Lp9qZY0aX” via kwout
区間記録更新が見えてきた。
大学に入った時は40キロなかった体重。
それでも陸上を諦めなかった。
練習を続けた。
それが今の神野大地を創った。
2位との差は3分以上。
こんなにも差をつけて1位通過。
往路優勝は、青山学院
1時間16分15秒。
柏原竜二を超えた。
青山学院の記録は5時間23分58秒。
2位との差は5分近くある。
駒沢大、1位維持できず
1位で5区に突入した駒沢大。
青山学院に抜かされ、2位に。
そして、20キロ過ぎ。
明治大にも抜かれた。
明治大の文元慧(4年)の背中が小さくなった。
スポンサーリンク