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8月24日放送の24時間マラソンの裏側。
8月22日から23日にかけての24時間テレビ。
番組の中でのマラソン。
DAIGOは100キロ走り切った。
その裏側では何が起きていたのか?
DAIGO本番までの道のり
37歳のロックミュージシャンDAIGO。
バラエティ番組で人気者。
2015年のチャリティマラソンのランナーになった。
しかし日頃の運動不足。
DAIGOには走る筋肉が不足していた。
筋肉を付けるための筋トレ。
特に嫌なのがスクワット。
嫌だし、苦手でその姿はダサい。
ロックミュージシャンとは思えない。
それでも時間があれば続けた。
そして結果が現れた。
努力は実る
本番1か月前。
蛯原哲アナと郡司恭子アナが練習に参加。
DAIGOのスピードに驚いた。
歴代のランナーたちとは違う。
二人のアナはスピードに付いていけない。
おかげでDAIGOは自信が付いた。
今までの努力は無駄ではない。
100キロを走れる。
本番スタート
8月22日18:30に24時間テレビスタート。
DAIGOの100キロマラソンのスタートは19:09。
沿道には多くの人々が集まってくれた。
順調な滑り出し。
しかし良すぎて心配する坂本トレーナー。
途中でばてないといいのだが・・・。
坂本トレーナーは股関節を痛めている。
DAIGOに伴走してあげられない。
それが気掛かり。
DAIGOを支えた2本のタスキ
北は北海道、南は沖縄から。
人々の想いをつないだ2本のタスキ。
走っている間何度もそれを掴んだ。
これがDAIGOの背中を押す。
あきらめなと声をかけてくれる。
DAIGOへの最初の試練
暗闇の中を走るDAIGO。
順調に走っていたがそのままでは済まない。
立ち止まってしまった。
坂本トレーナーは慌ててマットを地面に敷く。
DAIGOを寝かせて背中をマッサージ。
もう一人はふくらはぎをマッサージ。
筋肉がこわばって硬くなっていた。
しかし、マッサージで復活できた。
DAIGOの未知の領域
33キロを過ぎた。
ここまでは練習でも走った距離。
このあとは何が起きるのか予測不能。
休憩所でケアしてもらうDAIGO。
痛くて、顔をゆがめる。
背中に足。
スタッフ総出でDAIGOをもみほぐす。
深夜2時半過ぎているのに、眠気はなし。
城島茂も言っていた「眠くはならない」と。
それは本当だと思った。
眠気よりも体の痛みがひどい。
人に褒められるのが好き
雨が降った。
少し気温が下がる恵の雨。
DAIGOのペースが上がった。
沿道から「カッコイイ」と言われる。
それが一番うれしいDAIGO。
それでテンションが上がる。
しかしツラさが顔に出てきた。
50キロ地点通過。
あと半分。
走ることよりも止まらないことが重要になる。
食欲があるから大丈夫
坂本トレーナーがDAIGOに驚いたこと。
その一つに食欲がある。
スタートから4時間後の食事タイム。
大きなおにぎりを食べるDAIGO。
2個を食べ終え、3個目を止められた。
朝食には牛丼をリクエスト。
生タマゴと味噌汁。
食欲があるのもDAIGOの強み。
想定外の痛み
DAIGOのヒザが悲鳴をあげだした。
体がいたい。
屈伸すると体が痛い。
左の足が痛くなるのはわかっていた。
しかし想定外に右が痛い。
DAIGO手袋を外す
DAIGOのレギュラー番組「火曜サプライズ」
番組の中で手袋を作ってくれた。
手袋はDAIGOのトレードマーク。
蒸れないようにメッシュの素材。
しかしそれでさえも暑く感じる。
応援に来た山口達也がアドバイス。
「外しなよ」
あっさりと外すDAIGO。
きっかけを待っていたのかも。
体は既にボロボロ
走りはじめの余裕がなくなったDAIGO。
声援に応えられない。
両足が痛くて走れない。
「こんなペースでいいのか」
焦るDAIGO。
「今の動きもなくなると厳しい」とスタッフ。
横断歩道橋の階段を上るのが辛い。
手すりを使うDAIGO。
下りも体にダメージ。
激痛が走り、顔がゆがむ。
ほとんど歩いているような速さ。
頼りはDAIGOの気持ち
休憩ポイントで待つ坂本トレーナー。
炎症を抑えるため湿布をふくらはぎに貼る。
両足にサポーター。
段差を気をつけるように伝える坂本トレーナー。
足が上がらないDAIGOを気遣う。
それでもDAIGOのペースは上がらない。
沿道の応援でなんとか頑張る。
止まることはできない。
ところがDAIGOにスイッチがが入った。
また走り始めた。
「行くぜ 武道館」
自分を奮い立たせるDAIGO。
DAIGOの気持ちは切れていない。
痛みがなくなる瞬間
気持ちが痛みを陵駕する瞬間。
アドレナリンが多く出る。
DAIGOも痛みがなくなった。
ヒザが曲がりだした。
しかしこれは長く続かない。
この後痛みがまた出てくるとわかっていた。
敢えてDAIGOには話さなかった。
痛みが戻ってきた
ヒザとヒザ裏が痛みはじめた。
体は重い。
でも時間内にゴールしたい。
あと10キロ。
ゴールを待つ家族の想い
DAIGOの母まる子さんと姉の栄子さん。
武道館でDAIGOのゴールを待つ。
泣き顔や苦しんでいる姿を見せないDAIGO。
大舞台ほど冷静なDAIGO。
意地でもゴールしようとするはず。
最後は笑っていてほしい。
DAIGO涙のゴール
2本のタスキをかけてDAIGOが走る。
願いは武道館へのゴール。
たくさんのスタッフに支えられて走る。
武道館まで1.2キロ。
ポケットに入れていた手袋を再びはめる。
涙が勝手に流れて来た。
武道館までの沿道は人でいっぱい。
武道館に入ると歓声が上がった。
タスキをつなぐ大事な任務を終えた。
一人で生きているんじゃない。
それを感じることができた。
これからの人生に大きな影響を与えるはず。
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