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8月22日の土曜スタジオパーク。
ゲストにオダギリジョーが出演した。
NHK放送90年「経世済民の男」
オダギリジョーは高橋是清役。
達磨と呼ばれた高橋是清
7度の大蔵大臣を務めた高橋是清。
オダギリジョーとは似ていない。
ふくよかな風貌から”達磨蔵相”と呼ばれた。
これはキャスティングミスでは?
決定したのはチーフプロデューサー山本敏彦。
キメてはオダギリジョーのまなざし。
優しいまなざしが似ている。
目だけ。
風防で似せるのは無理。
オダギリジョーは自分なり高橋是清を作った。
飄々とした高橋是清
生放送当日。
その日の晩にドラマの前半が放送。
それを番組内で知るオダギリジョー。
撮影が終わると作品は手から離れる。
番宣で出演していたも意識はあまりない。
その姿はドラマの高橋是清そのもの。
肩肘を張らずに素直に演じた結果なのか。
風が右から吹けば、左を向く。
壁があったから、飛び越えてみた。
流されながらもそこから何かを学んだ。
オダギリジョーの高橋是清はタダでは転ばない。
草笛光子から見たオダギリジョー
高橋是清の養祖母を演じた草笛光子。
オダギリジョーの印象はどうだったのだろう。
「とにかく穏やかで優しい」
しかし本当は相当やんちゃなのでは?
本当の自分を隠しているようだと話す草笛光子。
「あんな息子がいたらいいなって思う」
年を取ると優しい人に弱くなる。
「オダギリジョーさん嫌かしら」
気にする草笛光子。
草笛光子は素敵な女性
草笛光子の言葉から嬉しい言葉をもらった。
オダギリジョーの返事は「嫌な訳ないですよ」
オダギリジョーの草笛光子の印象はいい。
女性が必要な要素を全て持っている人と話す。
少しでもいい役者だと思われたかった。
草笛光子に褒めてもらいたい。
それで懸命に演じたオダギリジョー。
高橋是清は真逆な性格
高橋是清は周りに元気を与える人。
全然性格が違うと話すオダギリジョー。
役作りには苦労した。
芸者遊びではおどけてみせる。
10代から80代まで演じるのもかつてなかった。
まだ経験していない年齢。
全く想像ができない。
完成後をオダギリジョーはまだ観ていない。
上手く演じられたのか自信はない。
高橋是清との共通点
性格が違うオダギリジョーと高橋是清。
しかし共通点がある。
あるミスが運命を変えた。
高橋是清の場合。
英語がまだわからない時期。
契約書にサインさせられた。
それは人身売買の契約書だった。
奴隷扱いをされた高橋是清。
しかし、それで生きた英語が身に付いた。
オダギリジョーの場合も英語が原因。
映画を学ぶためにカリフォルニアの大学へ。
作り手になりたかったオダギリジョー。
シアターアーツのドラマ学科を専攻。
実はそれは俳優コースだった。
最初の授業。
体育館に集まった生徒20名。
「ここは宇宙だから泳ぎなさい」
変な授業をすると思った。
でも、1か月黒子で舞台に出た。
舞台に立つ人 が楽しそうに見えた。
俳優も悪くない。
そう思い始めたオダギリジョー。
海外とオダギリジョー
留学時代。
オダギリジョーは英語がわからなかった。
英語がわからなくてもできそうな授業。
アートのクラスを取った。
だが全く違う方向性のものを作ってしまった。
日本だと怒られていたはず。
でも、怒られなかった。
アートに関しては何でもありだと思った。
オダギリジョーは海外の仕事でも積極的。
却ってまっさらな自分を見てもらえる。
ゼロでその場で立てるのが新鮮と話す。
やりたくない仕事はやりたくない。
無難なものには収まりたくない。
髪型もファッションも全てが表現。
面白い方がいい。
だからオダギリジョーを観たくなるんだ。
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