ウェークアップ! ぷらすユニックスは独自技術を金に換える


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2015年12月5日のウェークアップぷらす

中国から撤退する日本企業が相次ぐ昨今。

中小企業が中国進出に進出していた。

中国に技術を売る!

技術売買でノーリスク

株式会社ユニックス。

特殊コーティングで製品の耐久性を高める。

0.15~0.2ミリのコーティングを3回。

薄さや均一さを極め、誤差はわずか。

ユニックスが上海で合弁会社を作ったのは3年前。

当時の契約。

工場の建設費などは初期投資は中国側の負担。

技術指導料として6000万円払われた。

日本から中国工場で使う塗装原料を販売。

1回の輸出で数百万円の売り上げ。

当初は安定した収益があった。

しかし1年後。

中国企業から一方的に契約解消。

「金がないと」

ユニックスは中国での事業から撤退。

金銭的な痛みは全くなかったと話す。

技術売買だからのノーリスク。

撤退費用に7億円!

離婚するのも大変だが、撤退も大変。

フジマイクロの社長丸山忠作さんの実体験。

「人件費以外で撤退費用に2億円」

20年前に中国広州に進出したフジマイクロ。

去年中国から撤退。

撤退したくて撤退したわけではない。

現地で新たに建築した工場に欠陥を発見。

改良にとまどっていた会社。

「会社が撤退するのでは」と社員が勘違い。

数百人が退職金を求めてストライキ。

道路封鎖され、機動隊が出動。

退職金などで5億円かかった。

「これが中国か」と驚いた社長。

中国経済の失速

2015年5月に撮影された映像。

中国の河北省の建設がストップされたマンション。

鉄筋がむき出しの状態で放棄。

2015年7月、中国では一時株価が急落。

7~9月のGDP成長率。

6.9%増から6年ぶりの低水準。

日系企業の中国からの撤退が相次いでいる。

中国に進出する意味がない

コンサルタント会社ケイエス雷文偉さんの談話。

以前は日本から中国の工場に設備を送る手伝い。

最近は撤退の方が多い。

設備を売却する手伝いをする。

中国の人件費が上がっている。

プラス、円安。

日本から買う場合は高くなる。

中国で作る意味がないと話す。

中小企業のビジネスチャンス

創業60年の中農製作所(金属加工業)。

生産性を上げる為のノウハウを中国に提供。

相手に喜んでもらい対価をもらっている。

中国国内でもノウハウにニーズが高まっている。

これはビジネスチャンスと言える。

日本企業の技術力で新製品を作るハイアール

東京で開かれたハイアールアジアの新商品発表会。

液晶画面付きの冷蔵庫など斬新な商品など。

家電業界に革命を起こすハイアールアジア。

下地は日本の技術力だった。

4年前、旧三洋電機の白物家電部門を買収。

3年後には日本東南アジアでの売上倍増を狙う。

自信がないとできない技術販売

中国への技術売買はメイドインJAPANの崩壊。

ユニックスの社長は非難を受けた。

技術売買だけではない。

ユニックスは独自技術の開発を続ける。

売った技術の更に上を行く技術を開発。

自信がないとできないビジネス。

心配される逸失利益

前横浜市長の中田宏は逸失利益を不安視。

ユニックスの契約は途中で契約が打ち切られた。

日本から売るはずだった塗装原料。

その売り上げがなくなった。

中国は旨みだけをとってしまうのでは?

本来もらえるべき利益が取れなかった。

そこも考えないと成功できない。

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