ボクらの時代5月15日是枝裕和監督が阿部寛を起用した理由


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2016年5月15日のボクらの時代。

ゲストは是枝裕和監督、阿部寛、樹木希林。

2008年公開の映画「歩いても 歩いても」

これが3人の最初の共同制作。

阿部寛と樹木希林は親子役。

そして、また3人がタッグを組んだ。

2度目の親子役

2016年5月21日に公開される映画。

「海よりもまだ深く」

監督は是枝裕和。

阿部寛と樹木希林は再び親子を演じる。

前回の映画「歩いても 歩いても」。

終了後に是枝裕和監督の頭にはあった。

またこの二人で親子を撮りたい。

普段の生活を大事にする監督

誰もがする行為。

ご飯を食べる。

水を飲む。

そんな日常を見てくれる監督がいない。

そう思っていた樹木希林。

是枝裕和監督は日常を大事にする。

仕事と家庭

「夫と親を経験しなさい」

是枝裕和監督は以前、樹木希林に言われていた。

その時は結婚はしていたけど子供はまだ。

子供ができると仕事に集中できなくなるのでは?

是枝裕和監督はそれを心配していた。

でも、モノを作ることの足を引っ張らなかった。

阿部寛は子供ができて変わった。

いや、変わらざるを得ない状況になった。

でも、それが勉強になった。

樹木希林の場合。

子供のような夫、そして本当の子供。

両方をみるのは困難。

娘は周りの人に育ててもらったようなもの。

早くに子離れしてしまった樹木希林。

阿部寛のバラエティーの顔に惹かれた

2006年4月~2007年3月。

フジテレビ系列の「CHINPAN NEWS CHANNEL」

是枝裕和監督はこのバラエティー番組が好きだった。

その番組に阿部寛が出演。

スタジオにはチンパンジーと阿部寛の二人だけ。

チンパンジーのアフレコはビビる大木。

阿部寛はルームランナーに乗っていた。

チンパンジーがルームランナーを叩いてスピードアップ。

走ればいいのに必死で早歩きする阿部寛。

阿部寛はカッコイイ側の人だと思っていた。

阿部寛の奥のカッコ悪いところを撮りたい。

映画「歩いても 歩いても」に出演してほしい。

翌日、阿部寛の事務所に電話をかけた。

阿部寛の情がある差し入れ

映画の主役をする阿部寛。

作品の役に集中。

「俺について来い」オーラがない。

それがお互いが居心地がいいと感じる是枝裕和監督。

引っ張るタイプではないが気遣いの人。

スタッフの為に差し入れ。

ミスドの種類と数をマネージャーに指示。

差し入れに情があると感心する是枝裕和監督。

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