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2016年9月23日のアナザースカイ。
高梨臨のアナザースカイはハワイ。
3年前、映画の撮影で1か月ほど滞在。
高梨臨を変えた場所。
前向きになれたハワイ
映画「わたしのハワイでの歩き方」。
撮影の為に滞在したハワイ。
気候が高梨臨に合っていた。
人前が苦手。
自分の意見言えない。
人見知り。
消極的だった性格が前向きになれた。
ホノルルマラソンに挑む
朝5時半、アラモアナ公園。
ホノルルマラソンのスタート地点。
ここで高梨臨はフルマラソンに挑戦する。
スタートは午前6時。
ホノルルマラソンと同じコースを走る。
ランニングは高梨臨の趣味の一つ。
週1回か2回、約10キロで走る。
フルマラソンは初めての経験。
走り切れるのか?
「ライク・サムワン・イン・ラブ」を超えたい
2012年日本で公開された映画。
「ライク・サムワン・イン・ラブ」
カンヌ国際映画祭の招待作。
高梨臨の代表作である。
改めて最近見直してみた。
この時以上の芝居ができていない。
悔しさと、劣等感に苛まれた。
壁を壊したい。
16キロ地点で異変
フルマラソンを走る高梨臨。
白いキャップに オレンジ色のTシャツ。
10キロは、余裕の走り。
高梨臨の自己最長は15キロ。
「挑戦しないと自分がダメになる」
自分を変えるために始めたフルマラソン。
16キロを超えた頃、高梨臨が転んだ。
つまずいて、右の腰骨を打った。
肘から血が出ている。
でも、応急手当をしてまた走りだす・
泥くさくなりたい
24キロで高梨臨に最大のピンチ。
信号待ちしながらストレッチ。
急に左足が痛くなる。
痛くて靴が履けない!
30分休んだがよくならない。
彼女に聞いた。
「ここまでで十分じゃないか」
高梨臨は何も言わなかった。
代わりにまた靴を履きだした。
やめてはいけない。
「もっと泥臭くなりたい」という高梨臨。
心の魂の中から叫びたいのだ。
「見たことのない景色をみたい」
高梨臨の原動力は好奇心。
フルマラソンは簡単ではない
ランニングが趣味の高梨臨。
根性も負けず嫌いも人には負けない。
しかし、体は別もの。
37キロで体が悲鳴を上げた。
自然と涙が出る。
それでも前を走る。
ゴールまであと5キロ。
何度も足がつり、その度に立ち上がった。
止まったらそこで終わる。
7時間で完走!
スタートから7時間。
完走できた高梨臨。
初めてのフルマラソンは苦しかった。
走り終えても足がつる。
芝生に倒れ込んで「痛い!」と泣く高梨臨。
しかし、「走った~」
大きな自信がついた
完走タイムは7時間。
高梨臨にとっては不本意で、悔しい。
一人では走り切れなかった。
顔も草だらけになった顔をあげて話す。
「一人じゃ何もできないんだ」
一緒に走ってくれる人がいたからやりきれた。
でもやりきった。
これは大きな自信になった。
やめなければ何でもできることがわかった。
何でもやってみようと思えた。
作品の幅も役者の幅も広げたい。
これからの高梨臨はもっと高みを目指す。
高梨臨にとってのハワイ。
それは、新しい自分に出会わせてくれる場所。
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