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2016年9月25日(日)の林先生が驚く初耳学!。
林先生が今最も会いたい教師の特別授業。
慶応大学准教授教育経済学者-中室牧子先生が登場!
合格体験記のマネでは合格できない
東大に子供をいれた親の教育法をマネしても東大には受からない。
つまり成功者のコピーをしても同じ結果は得られないということ。
合格体験とは、つまり稀有な武勇伝。
自分とは条件が違う人をコピーしても無駄という訳だ。
大切なのは因果関係と相関関係を理解すること。
読書をしたから学力が上がったのであれば、これは因果関係。
読書という原因で学力向上という結果を生んでいるからだ。
でも、これが相関関係だったら、どうだろう。
その時には、学力が高い子が本を読んでいるだけとなる。
ここに合格体験のマネをしても合格できないという肝がある。
学生時代にスポーツをやっていた子供は将来年収が高くなる?
これを学術的な裏付けを採るために一卵性双生児のデータを集める。
一卵性双生児というのは、遺伝学的環境も家庭環境も同じ。
前提条件が同じだから実証的なデータが採れるのだ。
スポーツと年収の因果関係を実証する為にやること。
それは一卵性双生児のケースの中で、片方はスポーツをやっており、片方はスポーツをやっていないというケースを集めてデータを採るということをやる。
この研究が既にノルウェーで行われており、その結果が発表されている。
その研究ではスポーツをやっていた人は、やっていない人よりも収入が4~5%アップしたという結果がでた。
スポーツをやっている人は忍耐力やリーダーシップを獲得している人が多い。
このスキルの高さが収入をアップさせるのだ。
今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした画期的な一冊 |
子供の学力が上がる簡単な行動とは?
勉強する時間を決めて守らせる
対して、全く効果がないのは勉強しなさいと言うこと。
特に女子に対しては禁物。
それまでの勉強時間よりも言った後のほうが、勉強時間が短くなるという結果がでている。
勉強することを習慣化させようとするには、やはり親が傍で見守ることが必要。
自然と親が自分の時間を犠牲にするような関わり方をするようになる。
リビングで勉強すると学力が上がるというアルアルネタ。
それはリビングだと親が隣りで見ているから学習時間を守る。
結果として勉強することが習慣化し学力が上がるということなのだ。
勉強させるにはご褒美で釣るのが効果的
ご褒美とは何か?
それは今、勉強することの利益を高めること。
その時、大事なのはご褒美の与え方。
最も学力が上がったご褒美の上げ方は以下の通り。
それは、結果(アウトプット)に対し褒美を与えるのではなく、きっかけ(インプット)にご褒美を与えること。
子供というのは、どうすれば学力が高められるかを理解していない。
なので、具体的な手順を示して継続的にやらせるのが大事。
このように手順のステップを踏むごとに褒美をあげる。
この継続を続けると4か月で勉強は習慣化するのだ。
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