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2016年10月11日(火)放送のめざましテレビ。
スゴ撮コーナーで100億円とも言われるゴッホの名画の秘密を特集。
ゴッホの自画像の裏側をめざまし独占で放送しました。
デトロイト美術館展の名画搬送の裏側
総額500億円から1000億円と言われる52点の名画。
一点一点、専用の木箱に入れて搬送。
箱は温度や湿度、その場の空気に慣れさせる為24時間以上開封せず。
その箱の構造は2重。
天板を開けた中に、もう一つの箱が存在。
その中箱の蓋はビスで固定されている。
絵画の周りはスポンジのような緩衝材で保護。
デトロイト美術館では、絵画ごとに専用の箱を作成。
その専用箱で搬送するのが決まり。
ゴッホの自画像の裏側
ゴッホの自画像の裏にはネジで止められた銀色の枠が存在。
これは絵の状態を保つための重要な枠。
ゴッホの自画像は一枚の板の上にキャンパスを張った構造。
これは129年前に設えたもの。
気温や湿度の変化で木の板が曲がると絵が壊れる危険性が。
そこで銀色の枠で絵を密閉。
板に接している空気の状態を変わらないように保護。
絵の裏のシールの意味
デトロイト美術館の絵画には絵の裏にシールが貼ってある。
それは過去に絵画が旅した展覧会の履歴シール。
ゴッホの自画像には3枚のシールが存在。
今回の前にはイタリア・ジェノバでの履歴を示すシールが。
そして新たな履歴としてクロネコファインアートのシールが貼られていた。
このようなチェックを経て、デトロイト美術館専任の修復士が絵の状態を確認。
我々の目に名画が触れるまでには、色々な過程があるのを実感した放送でした。
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