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2016年11月26日のサワコの朝。
ゲストは夏井いつき先生。
最近バラエティでも人気の俳句の先生。
俳句のタネを蒔くために全国を行脚。
阿川佐和子にも俳句を指導しました。
いい俳句は血がキレイになる!
夏井いつき先生といえば「プレバト!」
俳句添削時の毒舌が話題。
それは下手くそな俳句に出会った時。
下手くそな俳句の意味をあーだこーだと推理。
そしてカメラの前で作者の意図を聞いてビックリ。
下手な俳句では伝わらない。
しかし、良い俳句は違う。
「良い俳句に出会うと血がキレイになる」
鳥肌が立った桑田佳祐の詞
夏井いつき先生の記憶の中できらめく曲。
「真夏の果実」
気に入っている歌詞がある。
”~マイナス100℃の太陽みたいに~”。
スゴイ比喩だと思った。
これを聞いた時鳥肌が立った夏井いつき先生。
季語の森を歩いている!
俳句には季語が必要。
季語は要らないのではと言う人もいる。
でも、夏井いつき先生にとっては季語は特別な存在。
「季語は日本の宝」だと言う。
ある日、俳句を教えていた学校へ行った。
学生が掃除をしていた。
風が強い日だった。
履いても履いてもゴミが風で飛ばされる。
これが”青嵐”なんだと感じていた学生。
”青嵐”初夏に吹く強い風。
季語を体で感じてくれたことが嬉しかった夏井いつき先生。
「私達は季語の森を歩いている」
阿川佐和子も俳句作り
何回か俳句を作ったことがある阿川佐和子。
しかし、俳句で褒められたことがない。
夏井いつき先生はどう指導するのか?
俳句は五七五でできている。
上の句を2種類用意した夏井いつき先生。
”まっしろな”と”でこぼこな”。
阿川佐和子が選んだのは、”まっしろな”。
中の句は、連想するものを入れる。
幾つか思い描いた言葉を羅列する阿川佐和子。
この内、季語の入ったものは除く。
オリジナリティを求めるので凡人的な言葉は排除。
残った言葉は”あなたの髪や”。
阿川佐和子がイメージしているのは美しい白髪。
下の句は意味は繋がらなくていい。
気持ちを伝えることが重要。
夏井いつき先生が用意していた下の句。
そこから”山眠る”を選んだ阿川佐和子。
でも、”あなたの髪や”の次が”山眠る”。
”や”が二つ繋がるのを嫌がる阿川佐和子。
最終的に出来上がった句は、
”まっしろな あなたの髪や 風花す”
才能アリって感じでしょうか。
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