嫌われる勇気#3健全な劣等感は理想の自分との比較で生まれる


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2017年1月26日(木)放送の嫌われる勇気。

今回の大文字哲人教授(椎名桔平)と新人刑事青山年雄(加藤シゲアキ)の対話。

それはアドラーが唱える健全な劣等感。

相馬めい子(相楽樹)監察医の競争意識

庵堂くん(香梨奈)は相馬くん(相楽樹)とはうまくいっていますか?

え?あー、いやぁ、あんまり・・・。それが何か?

相馬くん(相楽樹)は庵堂くん(香梨奈)のことを同じ働く女性としてライバル視しているようです。

競争や勝ち負けを意識すると必然的に生まれてくるのが劣等感です。

健全な劣等感

劣等感を抱くのはいけないことですか?

いや、劣等感それ自体を否定しているのではありません。

それじゃ?

健全な劣等感とは他者との比較と生まれてくるものではなくて、理想の自分との比較から生まれてくるものなんです。

理想の自分?

人は誰もが違ってます。性別、年齢、知識、経験。まったく同じ人間なんてどこにもいない。

ですが我々は、同じではないけれど対等なんです。

そんなの勝ち組の論理ですよ。明らかに人より劣っていてコンプレックスの塊のような人だっていますよね。

アドラーが唱える問題はそこです。

競争には勝ち負けがつきまといます。

常に他者を意識し敗者にならないために勝ち続けなければいけません。

競争の中に身を置く人の心は休まることがないんです。

確かにそうかもしれませんが・・

ですが、実際のところ、他者は実際のところ貴方のことを気にしていません。

だから私は相馬くん(相楽樹)にこういったんです。

貴方の顔を気にしているのは貴方だけだと。

より優れた存在であろうとする優越性の追求

一体、何がどうなっているんでしょうか?

競争の中に事件を紐解くヒントがあるっていってましたよね。

だから僕はてっきり常に周りと学力を競い合ってる彼女が犯人じゃないかと。

競争に関して一つ勘違いしないで頂きたいことがあります。

なんでしょうか?

アドラーは、より優れた存在であろうとする優越性の追求については人間の普遍的な欲求だとして認めています。

まってください。それって他人を押しのけて上に行こうとする欲求の事なんじゃ?

違います。優越性の欲求とは自ら足を一歩前に踏み出す勇気のことであって、他人よりも上を目指す競争の意志のことではありません。

つまり、誰とも比較せず競争することもなく、ただ前をむいて歩いていけばいいんです。

今回の事件は、それができなかったことによって生まれた悲劇です。

まあ、庵堂くん(香梨奈)なら、既にそのことについて気付いているはずですが。

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