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2017年3月2日のアウトデラックス。
行列に並んでスターになった男。
それはブッチ(BUTCH)。
始まりは2008年。
“iPhone 3G”の発売日だった。
乗るしかないビッグウエーブに！
2008年、iPhoneの購入の為の行列。
その中で一際目立っていた男。
白縁メガネにツンツンモヒカン。
多くのメディアがその男にインタビュー。
それがブッチ(BUTCH)。
「世界的ですもんね。
乗るしかないこのビッグウエーブに」
この言葉も有名になった。
行列でCM出演
2016年CMに出演しているブッチ(BUTCH)。
ロッテのガム、ACUOのCM。
ビルの屋上で女子高生と対峙する男役。
これも行列のなせる技なのか～。
行列はつらいよ
iPhoneの発売3日前から列に並ぶブッチ(BUTCH)。
実は行列でつらいこともある。
東京表参道のソフトバンク。
坂になっている。
長い間いると、三半規管がバカになる。
体にいいとは言えない。
銀座店に並ぶ時もある。
こっちはフラット。
三半規管は正常。
でも車通りが激しい。
排気ガスで喉がやられる。
やはり体にはよろしくない。
行列は同窓会気分
iPhoneの行列に並ぶブッチ(BUTCH)。
有名すぎてまるでアイドル。
食事が差し入れされる。
食べきれず周りにあげても余るほど。
帰りはタクシーで持ち帰らないといけない。
iPhoneの行列には毎年同じメンツが集まる。
行列だけで会う気の合う仲間。
まるで同窓会のノリ。
それでも行列に並ぶ
行列は年々減っている。
ピーク時は何百人も並んでいた行列。
今では当日の朝に50人くらい。
並ばなくても買えるようになった為。
それでも行列に並ぶブッチ(BUTCH)。
9年間も並び続けているのだ。
最初の頃一緒に並んだ大学生が社会人になった。
行列からも卒業。
寂しいってのが本音だ。
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