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2017年3月3日放送のバイキング。
WOWOW五月放送予定ドラマ東京すみっこごはん。
6歳子役の深夜就労の問題を取り上げた。
坂上忍がキッズアクターズスクール経営の観点から同問題を批評。
天才子役稲垣来泉の深夜就労
1月20日午後0時~1月21日午前2時まで14時間。
1月21日午後0時~1月22日午前5時まで17時間。
上記の過重労働に関してWOWWOWは自社のホームページで謝罪。
撮影スケジュールに遅れが生じ現場の判断で、このような事態に至ったとの説明。
坂上忍のコメント
監督さんは、すこしでも良いものを撮りたい。
子役さんは弱い立場だから断るわけにはいかない。
僕はやはりプロデューサーの仕切りの範疇だと思う。
横粂勝仁弁護士の説明
労働基準法では午後8時から翌朝5時の間、満13歳未満の子役の就労は禁止。
この労働基準法が適用されれば、6カ月以下の懲役、30万円以下の罰金が適用。
ただし芸能界一般は専属マネージメント契約が一般的。
雇用契約でなければ労働者とは認められない。
個人事業主と認定されれば、労働基準法の適応除外となる。
労働者としての性質を備えているかどうかは個別ケースによって異なる。
その条件とは以下の通り。
- 指揮監督に服しているか?
- 仕事を選べるか?
- 時間コントロールできるか?
- 報酬はどれくらいか?
以上に鑑みると、子役の方々は年齢的には労働者といえるんじゃないか。
そうすると午後8時を越えてしまうと違法。
但し、厚生労働大臣の許可を受けると午後9時までは可能。
劇場公演など公演及びカーテンコールなどが午後9時を過ぎる場合がある。
その時は本公演及びカーテンコールに子役は出演しない。
キッズイベント関係者の話
基本的には現場サイドが仕事の時間を気にしてくれる。
しかし午後7時を過ぎるとドキドキすることもある。
もともと20時終了予定というスケジュールでは超過してしまうイメージ。
このケースは6歳で、こんな深夜まで働かせるなという印象。
深夜の撮影の場合は、学校、身体疲労を考慮し子役のブッキングは避けるのが常識。
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