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2017年6月15日のバイキング。
プロは見逃さない芸能ニュース。
ピックアップされたのは魂の遺言。
映画監督・大林宣彦79歳。
若き監督たちに故・黒澤明監督の遺言を語った。
肺がんステージ4
大林宣彦監督79歳。
代表作は映画「転校生」や「時をかける少女」。
2016年8月。
新作「花筐はなかたみ」クランクイン前。
大林宣彦はガンの宣告を受けた。
ステージ4の肺がん。
余命3カ月と言われた。
抗がん剤治療で劇的回復
大林宣彦監督は抗がん剤治療を開始。
映画の現場と病院を行き来。
当初余命3カ月と言われていたが、
現在は余命未定となった。
映画の現場が元気を与えたとMC坂上忍の感想。
黒澤明監督の遺言を伝える
6月11日。
ショートショートフィルムフェスティバル。
授賞式に出席した大林宣彦監督。
故・黒澤明監督から託された、
「未来の映画人への遺言」を語った。
未来の映画人への遺言
大林宣彦監督からゆっくりと語られた遺言。
「映画には必ず世界を戦争から救う、
世界を必ず平和に導く、
そういう美しさと力があるんだよ。
しかし戦争はすぐに始められるけど、
平和に辿り着くには少なくとも400年はかかるなぁ。
しかし俺が80年かかって学んだ事を
君なら60年でやれるだろう。
そうすると20年は俺より先に行けるぞ。
君が無理だったら君の子供、
さらにそれがダメなら君の孫達が、
そうやって少しずつでも俺の先をやって、
いつか俺の400年先の映画を作ってくれたら。
その時にはきっと映画の力で、
世界から戦争を失くす。
それが映画の力だ」
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