WBS誰でもなれるプロ農家ベンチャーseakが築く耕作放棄地活用


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2017年7月10日のWBS。

日本の農業就業人口が減っている。

2010年は260万人。

2017年は181万人に減少の見込み。

どうしてなのか?

農業は技術の習得に時間がかかる。

新規参入のハードルが高い。

誰でもすぐ農業ができるようになればいい。

そんなシステムを作った会社があった。

初心者が行う農業

神奈川県藤沢市。

元耕作放棄地だった3600㎡の土地。

所有者はseak株式会社。

ビニールハウスの広さは600㎡。

約1000本のミニトマトの苗が植えられている。

ハウスの責任者は大学4年内定者。

今はアルバイト。

ほかのビニールハウスの管理者は入社1年目。

三木さんは胡瓜を担当した。

収穫量は4430キロ。

神奈川県が設定する農家の目標4320キロを上回る。

誰でもできる農業

seakの社員は16名。

殆どが農業初心者。

CEO栗田紘は34歳。

元大手広告代理店勤務。

3年前にseakを立ち上げた。

「農業をやったことがない分常識にとらわれない」

スピーディーに成功して羽ばたかせる。

それを目標にしてきた。

2年前に生産開始。

現在、作付面積は約1.2ヘクタールに広がった。

誰でも農業ができる秘密

どうして初心者が十分な収穫ができるのか?

秘密はseakと書かれた袋の中にある。

中身は土。

貝の化石ココナッツの殻など独自の配合をしている。

肥料成分もバランスよく配合。

その袋の真ん中に穴切りこみを入れる。

そこに厳選した苗をそのまま植えるだけ。

どんな土地でも土壌に関係なく育てることができる。

野菜が光合成がしやすい液体酵素を使用。

土の袋にはペグ(杭)が2つ刺さっている。

ペグから水と肥料が混合された溶液が出てくる仕組み。

ビニールハウスにはセンサーを設置。

いつでもどこでもスマホで状況を確認できる。

温度、湿度、飽差をチェックできる。

農業のプロからアドバイス

seakには農業のプロもいる。

タジキスタン人のバクティヨルさん。

元農業学者。

seakのモデルに興味を持って参加。

初心者でも困ったこと、わからないことを相談できる。

「若い人がわくわくする農業にしたい」

バクティヨルさんも意欲的だ。

独自ブランドゆる野菜

収穫後。

出荷の準備。

一部を地元の農家へ出荷。

ある一部は東京へ行く。

二子玉川のスーパー明治屋。

ズッキーニは1本税抜き159円。

ブランド名が付いている。

”ゆる野菜”。

ストレスのない野菜をストレスなく作る。

”ゆる野菜”は通常より20円ほど高い。

しかし、味が濃くておいしいと評判である。

seakの仕組み

現在、神奈川県藤沢で活動しているseak。

これからは全国に広げようとしている。

seakのモデルはこんな感じ。

参加者はseakに初期費用を支払う。

seakは農地、土、苗の手配をする。

参加者は野菜を育て高級スーパーへ販売。

利益の一部をseakに支払う。

seakのCEO栗田紘は、

「仕事として憧れる人が増えるような産業を作りたい」

と語る。

初期費用など不明だが、ハードルは確かに低くなっている。

農業就業人口が増えることを期待したい。

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