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2017年11月28日のセブンルール。
小さなクッキー屋さん、桜林直子。
クスっと笑いたくなるクッキーを売る。
そして、シングルマザー。
娘はプロのイラストレーター。
桜林直子のセブンルールとは?
1 美味しいだけでなくモテるクッキーを作る
桜林直子のクッキー屋さん。
東京都富ヶ谷の”SAC about cookies”。
わずか7坪の店舗。
ニッコリ笑ったようなクッキー。
くまさんの形をしたクッキー。
思わず笑顔になるクッキーたち。
桜林直子のこの見た目を大事にしている。
美味しいだけではない。
モテるクッキーを作るのが桜林直子のモットー。
2 スタッフに夢組と叶え組を組み合わせる
店の奥の和室が桜林直子の仕事部屋。
桜林直子はクッキーを作らない。
作るのはスタッフ4人。
スタッフを夢組と叶え組に分け組み合わせる。
夢組は、やりたいことがある子。
気持ちは強いができなことも多い。
叶え組は、やりたいことがない子。
人を助けたりすることに喜びを感じる。
そんな人たちが一緒になると素敵な仕事ができる。
桜林直子は叶え組。
特にやりたいことがない。
製菓専門学校を卒業後、チョコレート専門店に勤務。
周りの子たちは夢組。
桜林直子は事務や経理など裏方の仕事ばかり任された。
23歳結婚したが、翌年すぐ離婚。
シングルマザーになった。
娘が小学生になり、夏休みが長いことに気付いた。
「娘との時間を作りたい」
2011年クッキー屋さんを開業。
クッキーは賞味期限が長い。
扱いやすいお菓子なので選ばれた。
桜林直子は特にクッキーというわけではない。
3 娘のお弁当を作り続けるためにSNSにアップする
毎朝、娘の弁当を作る桜林直子。
はっきり言って面倒くさい。
20分後、弁当が完成した。
面倒くさいといいながら、完成度が高い。
見た目にもキレイ。
残りものを詰め込んだものとは違う。
桜林直子は弁当の写真をインスタにアップする。
これは自分を奮起させるため。
「ヤケクソ!」
でも、やるとなったらきちんとやる。
4 考えるために歩く
午前中、桜林直子は喫茶店”それいゆ”にいる。
請求書の作成や支払いをする。
毎日、喫茶店を転々とするらしい。
家にいるとスラムダンクを読んでしまうからだ。
午前中は、喫茶店で集中して仕事する。
仕事を終えると、今度は歩く。
渋谷まで2時間。
歩くのが苦ではない。
歩くのが好き。
そして、桜林直子は歩きながら考えている。
5 不機嫌禁止
とある日。
JR東京駅にいる桜林直子。
今から八戸へ行くと言う。
歩きではない、JRを利用する。
八戸で昔の同僚夫婦に会う。
親戚がいない桜林直子。
親戚の代わりに友人の元を訪れる。
付き合いの長い友人。
桜林直子が不機嫌なところを見たことがないと言う。
確かに、桜林直子はいつも笑っている。
あのクッキーと同じだ。
「不機嫌でいいことは一個もない」
不機嫌をアピールをしない。
不機嫌アピールされても、それはノーカウント。
そんなアピールは無視するのが桜林直子。
6 娘に母のせいとは言わせない
東京都渋谷区にある株式会社CINRA。
編集部の竹中さんが桜林直子にコラムを依頼。
テーマは母と娘。
シングルマザーの桜林直子。
娘には自分で考えて生きてほしい。
母親の影響力は強い。
だから、母親に頼らないで自らの道を歩いてほしい。
現在、娘は中学3年。
そして、プロのイラストレーターでもある。
ほぼ日刊イトイ新聞などに連載を持っている。
ちゃんと自分の道を見つけている。
7 人の半分の時間で倍稼ぐ
桜林直子が自分の店に行くのは週に1回くらい。
午前中に仕事を済ませ、空いた時間で友人と会う。
桜林直子に聞いてみた。
20代に戻りたくないのか?
今がマックスの状態。
そして、来年もマックスになる。
シングルマザーのために子供に我慢させたくない。
その為に収入が必要。
そして、子供と一緒にいる時間も必要。
人の半分の時間で倍稼ぎたい。
だから、クッキー屋を始めた。
依頼されたコラムのタイトル。
「あなたとわたしが、いつまでも自由でいられますように。」
桜林直子から娘へのメッセージである。
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