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2017年11月20日のyouは何しに日本へ。
空港で出会ったアメリカ出身の女性。
彼女、四国の市役所で働いているらしい。
四国の西条市で広報的な仕事をしている。
西条の名物はみかんとうちぬきと言われる湧き水。
そして、祭り!
西条祭りに密着決定!
おいしい水が飲み放題
アメリカyouはダイアナさん29歳。
初めて番組スタッフが会ったのは5月2日。
それから5カ月後。
西条駅でダイアナさんと待ち合わせ。
祭りの一週間前。
まずは”うちぬき”を案内してもらった。
市役所から30秒の場所にある。
圧力が高いから自然に湧きだしている。
まろやかで柔らかくてとてもおいしい。
西条市に”うちぬき”は3000カ所ある。
もうどこでもおいしい水が飲み放題なんです。
西条のアイドル
「だいちゃ~ん」
ダイアナさんの愛称。
誰もがダイアナさんが好き。
アイドル的な存在という人もいた。
地域の人に声をかけるダイアナさん。
街のお菓子屋、桐屋。
桐屋のばぁばとダイアナさんは大の仲良し。
きっかけは浮世絵
美しいものが好きなダイアナさん。
10歳の時、浮世絵のカレンダーをもらった。
それが日本に興味を持ったきっかけ。
19歳の時、大学の留学制度で函館に留学。
函館の思い出は”いか踊り”。
「いか刺し、塩辛、いかそうめん・・・」
港まつりで踊るのだ。
その後も二度、名古屋に留学。
合計で約1年半、日本に生活した。
その後、
新しいことにチャレンジしたくて香港へ。
教育関係の仕事に就いた。
そこでの人間関係は複雑。
「もっと友達ができる所に行きたい」
ダイアナさんは日本の田舎に行くことに決めた。
約2年前、JETプログラムを通して国際交流員として赴任。
西条でたくさんの友達ができた。
取材のおかげでセンターに!
取材期間中、愛媛国体のイベントに参加。
ダイアナさんはよさこい同好会”祭彩華”に所属。
週2回の練習に参加している。
テレビ取材があったので特別にセンターを務めた。
そのせいか間違ってしまった。
イベント後、ダイアナさんに声をかける男性がいた。
この男性、西条市長。
取材があるのも知っていた。
ダイアナさんを”アクティブ女子”と呼んでいる。
圧倒されるだんじりの迫力!
ダイアナさんは自治会”中乃段”に所属している。
祭りの前日、夕方5時。
「中乃段」のだんじりを見に行った。
高さ約5m、幅約2.5m、長さ約5m。
でっかい!
重さは約700キロ。
これが町中を練り歩くことになる。
西条祭り(伊曽乃神社例大祭)は五穀豊穣を神様に祈る。
奉納だんじりは77台。
一つの神社の祭りで奉納される数は日本一!
だんじりは生きています!
10月15日AM1時。
神社へ出発。
西条市を出た人も祭りのために戻ってくる。
子供たちも参加。
だんじりに魂や心が入りこんでいると言うダイアナさん。
「だんじりは生きています」と熱い。
神さまもカッパを着る
朝6時、宮出しが始まる。
神輿(神さま)が神殿から出発する。
これで祭りが正式にスタートしたことになる。
あいにくの雨で、神輿にもカッパが掛けられている。
神輿は市内を巡行。
その間、だんじりは自由行動。
「せーの、そりゃ!」
だんじりを高く担ぎあげる”差し上げ”。
その度に歓声が上がる。
約12キロを練り歩くだんじり。
祭りの2日間、西条のほとんどの学校や商店は休みとなる。
徹夜で練り歩き
だんじりの下に入って担ぐダイアナ。
これも取材の影響か。
「ヨイヤサー、ヨイットサー」
約700キロのだんじりを約20人で担ぐ。
2日目の午後3時。
祭りの開始から33時間が経過。
徹夜で祭りを行うので足がもつれる人もいる。
披露との戦い。
酒=力水で景気をつける。
酔うしかないって感じですね。
だんじりのクライマックス
祭りのクライマックスが始まる。
川入り。
水温12℃の加茂川に神輿が入る。
それを追って11台のだんじりが入る。
神輿が川を渡り終えると祭りが終わる。
だんじりは神輿を阻止して祭りを続けようとする。
ダイアナさんも初川入り。
流れが速い中で踏ん張る!
あとは気力。
神輿が川を渡り終えると祭りが終了。
ダイアナさんは祭りで生きてきたことを感謝するのだという。
祭りでいろんなものを発散させる。
一緒にリラックスして楽しむのがいいらしい。
来年もダイアナさんは西条祭りに参加するだろう。
でも、ビザは3年。
ダイアナさんを引きとめる男性は現れてくれるだろうか?
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