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2018年2月26日(月)放送のミヤネ屋。
劇的結末マススタート金メダルの高木菜那選手の戦略を徹底解説。
勝つ為に必要な要素をルール解説も交えて分析。
マススタートのルール
- 大人数が同時にスタート
- 400mトラックを16周
- 1周目は加速禁止
- ポイントを競う
4・8・12周後に得られるポイント
- 1位通過:5ポイント
- 2位通過:3ポイント
- 3位通過:1ポイント
16周後
- 1位通過:60ポイント
- 2位通過:40ポイント
- 3位通過:20ポイント
勝つ為に必要な要素
- 戦略
- 駆け引き
- 判断力
- スタミナ
- スプリント力
- コーナーリング技術
個人種目ながら同国の選手同士が連携しながらレースを行うチーム戦の側面も。
準決勝での高木菜那選手の戦略
4周目を1位通過し5ポイント獲得。
上位8名が決勝進出できるので後は後方について体力温存。
結果5位で決勝に進出。
決勝での巧みな戦略
序盤~終盤
オランダ・スハウンテン選手を背後で徹底マーク。
高木菜那選手は155㎝。スハウンテン選手は168㎝。
ピタリと後ろに付いて風除けにした。
日本がずっと練習してきたワンラインの技術技術が、ここでも生きた。
高木菜那選手によれば、オランダ勢二人で最後に仕掛けてくるとの読み。
後ろにつき、狙えるところで狙う作戦を取った。
15周目
3位から2位に順位を上げる。
先頭に出ると脚のスタミナを使ってしまう。
最後の最後まで先頭に出ない戦略をとる。
16周目
最終コーナーの前のコーナーでスハウテン選手が外側に膨らむ。
その時にインから抜けると思った。
高木菜那選手がインをとった事で韓国のキム・ボルム選手はインにもアウトにもいけない状況に。
前後左右に気を配れる才能は幼少期のサッカーで養われたもの。
初代女王に輝いた高木菜那。
このマススタートが北京でも行われる保証はまだない。
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