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2018年4月24日のセブンルール。
講談社少女漫画家編集者、助宗佑美。
個性がない。
一つの物事に集中ができない。
個性のなさを悩んでいた助宗佑美。
出版社の仕事で個性がないことも良いと考えるようになる。
そんな助宗佑美のセブンルールとは?
1 男の友人は作らない
夜7時、助宗佑美は漫画家と打ち合わせ。
漫画雑誌「Kiss」「ハツキス」の編集者。
担当する漫画家は、高須賀由枝、東村アキコ、石田拓美など。
おそよ20人。
ストーリーの構想を一緒に考えたり、
読者目線で意見を伝えたりする。
この日は石田拓美と”カカフカカ”の打ち合わせ。
シェアハウスで暮らす男女の恋愛物語。
女子がキュンとする男子の仕草を語る。
常に妄想する女子でいたい助宗佑美。
夫以外に親しい男友達を作らない。
2 メール・LINEは即レス
午前10時半に出社。
まずは原稿を印刷所に入稿する前の作業をする。
セリフやモノローグの文字の書体などを指定する。
次はオトナ少女漫画大賞の選考会議に参加。
会議中、スマホやパソコンを操作する。
常にメールをチェックをしていた。
相手をお待たせしない。
ケアレスミスを失くすためにデスクはキレイにしている。
漫画家は当たり前のことができない人が多い。
漫画家はアーティストとしての仕事をすればいい。
助宗佑美はそれを支えていく。
3 何時に帰っても朝7時に起きる
助宗佑美の仕事は不規則である。
夜の10時半に仕事が終わることもある。
漫画家を支える助宗佑美を支える人がいる。
同い年の夫、謙一郎さん。
妻の代わりに家事を行う。
朝は謙一郎さんが朝食の準備。
その間に助宗佑美は5歳の息子が幼稚園に行く準備。
2011年結婚した二人。
半年後に出産した。
助宗佑美は仕事を辞めるつもりがなかった。
専業主婦の母親に育てられた謙一郎さん。
出産の2週間前に退職。
専業主夫になることを決めた。
息子は少し迷惑そうだが、なんか楽しそうに見える。
仕事が忙しい助宗佑美。
息子とゆっくり話せるのは朝食の時間だけ。
夫が息子を幼稚園へ送りに行く。
助宗佑美が息子にかけた言葉は、
「また明日、バイバイ」
4 財布の紐は握らない
普段、パート勤務をしている謙一郎さん。
週一日休みがある。
そんな日は二人でカフェに行く。
さて助宗家のお金事情はどうなっているのか?
基本、助宗佑美はお金の管理はしない。
謙一郎さんは何かを購入する時、妻の許可をもらう。
お互いの総意のもとで買っている安心感があるらしい。
でも、
「誰の金でこの家が回ってるんだって言ったら俺は離婚する」
と言われたそうだ。
同じようなことをたくさんの専業主婦たちが思っているのかも。
5 服は夫に選んでもらう
自分には個性がないと言う助宗佑美。
洋服は夫、謙一郎さんが選んだものを着ている。
夫に勧められるといいかなって思ってしまう。
仲がいいってことなんだな。
6 担当漫画家の人生をプッシュする
助宗佑美が高須賀由枝の担当をするようになって5年。
締め切りを延ばすが常だった高須賀由枝。
「長く漫画家を続ける為に締め切りを守ることが大切!」
それを躊躇なく助言した助宗佑美。
目の前のことだけでなく将来のことも考えてくれる存在。
助宗佑美は過去の作品を電子書籍にする作業を行っている。
作品が多く読まれることで漫画家に収入が入ることになる。
大好きな少女漫画の良さを多くの人に知ってほしいのだ。
7 個性はなくても良しとする
東京タラレバ娘 海月姫の作者、東村アキコと打ち合わせ。
助宗佑美は連絡事項を伝ただけ。
時間は約15分で終了。
ツーかーなので敢えて口にしなくてもいい関係なのだ。
さて、石田拓美の場合。
いくつも質問し、漫画の中に答えを導こうとしている。
時間は約2時間。
何を言っても揺るがないものが石田拓美の中にはある。
だから何でも言える。
漫画家によってアプローチを変える助宗佑美。
漫画家の個性を受け止める存在である。
助宗佑美は若い頃、個性がないと悩んでいた。
今は個性の多い人たちを受け止める役割りをしている。
個性がなくてもやるべき仕事はある。
個性がないことが良いことだと考えが変わっていた。
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