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2018年11月14日のクレイジージャーニー。
写真家、山口大志(ヤマグチヒロシ)。
500万種以上の生命がいるアマゾンの動植物を撮影。
太陽の光が強いアマゾン。
植物も動物も派手な色で競いあう。
アマゾンの色に魅せられた写真家。
今回の目的は、ワイルドディスカス。
始まりは熱帯魚
山口大志の少年時代。
熱帯魚を飼育していた、
アマゾン川から来た熱帯魚。
最初はアマゾン川の支流を覚えた。
それだけでも楽しかった。
そして、いつか現地に行きたいと思うようになった。
アマゾンに初上陸したのは2001年。
山口大志は26歳の時だった。
しかし、撮影は一筋縄ではいかなかった。
3カ月被写体を待つこともあったし、
自らの体をペイントし擬態することもあった。
2012年と2013年。
日経ナショナルジオグラフィック写真賞を2年連続受賞。
「アマゾンの生き物は恋人」
その心は、
「行くからにはモノにするまで帰らない」
山口大志のアマゾン旅に密着。
遠いアマゾン
山口大志のアマゾン旅。
今回の目的は、ワイルドディスカス。
そこまでの道中は長かった。
まずは飛行機。
日本から乗り継ぐこと25時間。
ブラジルのマナウス国際空港に到着。
ワイルドディスカスの産地ニャムンダへ出かける。
ここからは船。
およそ27時間の航海。
ニャムンダ到着後は漁師歴20年のマヌエルを訪問。
マヌエルがワイルドディスカスのある場所までのガイド。
次の移動も船を使う。
船の準備があるので案内は明日。
時間ができたのでモルフォ蝶を探しに行く山口大志。
この男、本当にタフである。
素潜りでワイルドディスカスを探索
翌日。
マヌエルの案内で船で移動。
途中で川幅が狭くなるので小さな舟に乗り換えた。
川底までは浅い。
倒木や落ちている木の葉も見える。
ここでワイルドディスカスを探す。
ウェットスーツに着替えて川に入る山口大志。
川の中は舟の上で見たよりも透明度は悪い。
熱帯魚として鑑賞されるパイクシクリッドの群れを見つけた。
素潜りを繰り返すこと4時間。
ワイルドディスカスの代わりに水ヘビを見つけた。
体長m。
毒蛇である。
山口大志は全然怖がらずに毒蛇を撮影。
だが、ワイルドディスカスには会えない。
日が暮れてきたので一旦退散。
夜のアマゾン川
母船に引き返した山口大志。
食事をしてこの日は終了かと思ったが、
これから夜行性の魚を撮影しに行くと言う。
アマゾンの夜は光のない闇である。
視界は悪い。
何か見つかればラッキーって感じである。
山口大志のライトに虫が寄せられた。
この虫の量は尋常じゃない。
何もかもスケールが大きいのがアマゾンだ。
ワニを見つけた。
カワイイ子供のワニだと言うが結構大きい。
これも被写体になる。
ワニまでの距離30㎝。
シャッターを切ろうとした時、ワニが動いた。
猛スピードで逃げられた。
襲われなくてよかった。
ゲオファ―ガスが木の根に隠れているのが見えた。
これはワイルドディスカスの仲間。
金属的な青緑色が特徴。
次はシッボが赤いレッドテールキャット。
口を使って木にピッタリとくっつくプレコとも遭遇。
ワイルドディスカスには逃げられた。
夜はここまで。
ワイルドディスカスに出会う
2日目。
また潜って探す山口大志。
木の根っこを重点的に探す。
だが、なかなかいない。
5時間経過。
木の隙間にワイルドディスカスの群れを見つけた。
慎重に近づく。
撮影できた。
4匹のワイルドディスカス。
エンゼルフィッシュを丸くしたようなフォルムですね。
全体的に青いんですが、大きく縦に縞が入っている。
そして、細かい赤いドット。
キレイですね。
撮影できて良かったです。
アマゾンは季節毎に変わるんです。
だから、また来たくなると言う山口大志。
だから、クレイジーになれるんですね。
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