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2019年3月24日のがっちりマンデー!!。
今どん底からちょっとだけ復活している企業。
いつまでも右肩上がりではない。
低迷することもある。
低迷したけど、また上向きになった企業。
大阪の遊園地、ひらかたパークはアイデアでV字回復！
1億円の赤字！
ひらかたパーク＝ひらパー。
開業は大正元年(1912年)。
って、かなり老舗です。
ジェットコースターは木製。
なんたって日本一古い遊園地ですから～。
1974年は年間入園者数は、160万人！
しかし、その後、来園者は激減。
原因は、大型ショッピングモールのオープンとか、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの開業とかですね。
新しい方に人は流れるんですね。
2011年には、来園者数は90万人割れ。
赤字は1億円。
ってエライことです！
しかし、最近はちょっと復活しています。
来園者ちょっと増えました
確かににぎわっています。
アトラクションには行列ができています。
少しずつ来園者が増えて、
2017年には120万人を突破！
スゴイじゃないですか⁉
これはどういうわけなのか？
それは独特の作戦！
超ひらパー兄さんを起用
2013年のCM。
「超ひらパー兄さんで、おま！」
V6の岡田准一を起用。
ポスターのキャッチコピーは、
「逆に、ひらパー。」
「園長、暴走。」
お客さんからのツッコミ待ち作戦。
これは大阪ならではの作戦である。
岡田准一が映画に出ればネタになる。
映画「海賊とよばれた男」が、「結局やらされた男」
映画「エヴェレスト」が、「ええベスト」
パロディでお客のハートを掴んだ。
目隠しライド
潤沢に予算がないひらパー。
どうやって既存のアトラクションに乗ってもらうかを考えた。
2014年に考えたのが、「目隠しライド」
よくある垂直落下アトラクション。
ひらパー兄さんのアイマスクを着用してもらった。
景色が見えない。
どこまで高くなったのかわからない。
いつ落ちるのかわからない。
でスリルが増すってんで、集客アップ！
絶叫おまライド
2015年は、「絶叫おまライド」
ひらパー兄さんのセリフ「おま」
これをジェットコースターで叫んでもらう。
叫んでもらったら、
「おま。飴」を乗車記念としてプレゼント。
かかった経費は飴代だけ。
ロシアン観覧車
2016年は、「ロシアン観覧車」
どういうことかと申しますと、
観覧車のゴンドラが40台あります。
そのうち、4台の窓を塞いで景色を見せない。
それじゃあ、楽しみがないように思うが、
この観覧車に乗りたくて、
何度も列に並ぶ人が続出した。
これはシメシメの結果です。
アイデア満載の企画で、
関西のお客さんがじわじわと戻って来た。
一回きりのイベントではなく、
ずっと続けているってとこが良かったようです。
枚方万博
2018年は、「枚方万博」。
2025年に開催される万国博覧会。
ひらパーにできることを考えた。
万国博覧会にちなんだパビリオンを作った。
その一つが、「世界の神秘ミイラ展」
暮らしの中に潜むミイラを展示しているらしい。
展示場はまるでバス停のような小ささ。
展示しているのは、
ビーフジャーキー、干しエビ、ホタテの貝柱など。
美味しそうなものばかりです。
クスっと笑ってもらうことを期待。
ひらパーはお金を使わず、
アイデアでがっちり!!でした。
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