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2019年3月26日のWBS。
朝ドラ「まんぷく」の放送がまもなく終了する。
モデルは日清食品の創業者、安藤百福。
ドラマの70%が創作。
しかし、新しいモノを作る大変さはわかった。
日清食品がまた新しい分野に進入する。
「完全栄養食品」
カップヌードルとは違って先駆者ではない。
これからの食品に日清が踏み込んだわけとは?
1食ですべての栄養全部どり
2019年3月27日。
日清食品は新しい商品を販売する。
「オールインパスタ」
メインコピーは、
「この1食ですべての栄養全部どり」
ビタミン13種、ミネラル13種、
タンパク質、食物繊維などを配合。
1日の3分の1を1食で摂取できる。
完全栄養食である。
パスタとソースがセットになったものは、税別で600円。
公式オンラインストアなどで限定販売する。
忙しい人の栄養不足解消
どうして日清食品は完全食品の部門に進出するのか?
マーケティング部の藤野誠部長は、
「食物繊維が多かったㇼ、カロリーが低いものは発売しているが、
1食ですべて完結するというものはなかったので、
ここに市場性があると考えている」
オールインパスタのターゲットは20代~30代。
仕事が忙しく、普段の食事で栄養を摂るのが難しい人たちだ。
栄養素を閉じ込め
一般的にお湯で麺を戻すと栄養素が流れ出る。
栄養素には苦みがあるものもある。
日清食品は、麺を3層にした。
内側に栄養素を入れてしまう。
小麦ベースの生地で包んで、栄養の流出を抑える。
苦味などを感じずに食べやすくした。
完全栄養食が身近な世界も近い
東京渋谷区にあるカフェ。
「BASE BREAD BAKERY & CAFE」
完全栄養食のパンを提供している。
利用客は、
「手軽に栄養をとれた方が毎日コンビニで食べるよりいい」と言う。
ベースブレッドと特製シチュー 780円。
日本人に不足しがちなCa、食物繊維、ビタミンなど。
この1食で1日に必要なものの3分の1を摂取できる。
パンを開発したのは「ベースフード」。
パスタも手掛けている。
ベースフードの橋本舜社長は、
「日本中がそういうものを自然に食べている未来を作りたい」
日清食品の参入は市場が拡大するのは嬉しいと話す。
日清食品の藤野誠は、
「年間目標100万食の販売」だと言う。
完全栄養食のインスタントラーメンは生活に定着するのか?
作り方はカップ焼きそばと同じ
オールインパスタの作り方はカップ焼きそばと同じ。
お湯を入れて、6分待つ。
湯切りしてソースを入れて、混ぜて、出来上がり。
番組キャスターの山川龍雄と相内優香が試食。
「そばっぽい」
「麺がかため」
「しっかり噛むとやや苦味がある」
「ボロネーゼの味はしっかりしている」
と率直な感想を述べていた。
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