スポンサーリンク
2019年3月27日のヘウレーカ!。
この日の番組は、今までとちょっと違う。
普段ナレーターをしている吉村崇が出ている。
又吉直樹と一緒にバスに乗りこんでいる。
番組を乗っ取りに来たらしい。
次は又吉直樹がナレーション?
それはないか~~。
今回は大阪大学の仲野徹教授も同行。
若手研究者を巡る。
その一人は、鳥の言葉を研究していた。
人の社会には興味がない⁈
東京大学駒場地区キャンパス。
研究室に行くと、”森にいます”と張り紙。
キャンパス内の森で発見。
双眼鏡を除きこむ男性がいた。
鳥の鳴き声を研究している鈴木俊貴さん35歳。
数学者の鈴木咲衣さんと動物行動学者の岡ノ谷一夫さんが推薦。
鈴木俊貴の小学生の時苦手だった科目は、社会。
「人の社会には興味がない」
昆虫とか鳥に興味があるようです。
ちょっと変わっています^^。
鳥は言葉を使っている⁈
では、鈴木俊貴さんはどんな研究しているのか?
単語と文法を使っているのは人間だけだと思われていた。
実は違っていた。
鳥が言葉を使っていた。
それが、シジュウカラ。
ほっぺたが白いスズメくらいの大きさの鳥です。
単純な感情の表現だけではない。
文章を使えるらしいのです。
どうして単語や文法を持つのか?
シジュウカラの天敵は、フクロウ。
昼に枝で寝ているフクロウがいると、
シジュウカラはフクロウを追い払おうとする。
夜行性のフクロウが目覚めた時に襲われる危険があるからです。
シジュウカラは集団でフクロウを襲います。
その時の号令が、「警戒」「集まれ」。
ピーツピ ヂヂヂって感じで鳴くのです。
鈴木俊貴さんは音声を編集。
逆転させてみましたが、これでは意味が通じない。
シジュウカラは反応しない。
単語の順番があることがわかりますね。
実験!
木の枝にスピーカー。
ここからシジュウカラの鳴き声を出す。
ピーツピ ヂヂヂ
シジュウカラが集まってきた。
首を振って警戒しています。
次は、逃げろって意味の鳴き声。
あっという間にシジュウカラは逃げました。
タカが遅いに来ていると思ったんですね。
シジュウカラは鳥リンガル
シジュウカラはメジロやコガラなどの言葉も理解する。
コガラやメジロもシジュウカラの言葉を理解する。
これは方言程度の違いなのか?
それろも2か国語、3か国語のレベルなのか?
鈴木俊貴さんは、「鳥リンガル」と呼んでいます。
やはり、この人面白いです。
ダーウィンを超えた?
鈴木俊貴さんは森で1年以上観察。
鳥の言葉がわかるようになったらしいです。
鈴木俊貴さんの話では、
シジュウカラが単語や文法を持つには理由があります。
山や森でお互いに姿が見えない。
仲間と正確にコミュニケーションを取る為言葉が生まれた。
有名なダーウィンは進化論。
「ヒトの言葉がどのように進化したのかわからない。
それはヒトしか言葉を持たないから」
でも、実は身近な鳥でも単語や文法を使っていた。
ダーウィンに教えてあげたくなりますね。
この研究は役に立たない。
だが、自然の見方が変わる。
人類の言葉の進化も解明されるかもしれないです。
スポンサーリンク