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2019年4月16日の教えてもらう前と後。
どの家庭にもある調味料の一つ。
「塩」
塩の驚きのパワーを紹介。
1分でぬるい缶ビールを冷やす!
氷と塩があれば、ぬるい缶ビールを1分で冷やせる。
実験を担当するのは、
現役の東京大学大学院生、
サイエンスショーが大人気の、
科学のお姉さん、五十嵐美樹。
用意したのは大きめのボール。
その中にたっぷりの氷。
缶ビールを真ん中に据えた。
そして、塩大さじ1杯。
手を頭の位置に上げ、塩を氷にふりかける。
滑稽とも思える塩振り。
しかし、この高さにも意味がある。
物体は高いところから落ちるほと力が強まる。
位置エネルギーの活用。
塩のようなわずかな重量でも効果があるんですね。
そして、1分間氷の中で回転させる。
五十嵐美樹が指さきで缶ビールを転がす。
その動きはまるでアライグマ。
回転することで缶ビールの中の熱が対流し混ざる。
そして、急速に冷やせる。
ぬるいビールを適温(8℃)にするには、冷蔵庫だと4時間かかる。
さて、1分間回転したビールの温度は?
4度台になった!
氷は溶ける時、周囲の熱を奪う性質がある。
塩が入るとその性質がパワーアップ。
周囲の熱がなくなり温度が下がる。
塩で掃除を楽にする
カーペットや絨毯にこぼしたジュース。
シミ抜きが大変です。
塩を使うと楽にシミ抜きができる。
カーペット上にこぼしたジュース。
液体を包み込むように山盛りの塩をかける。
液体が塩に移るように軽く叩く。
あとは掃除機で吸いこめばシミはほとんど残らない。
液体には濃度が高い方に移動する性質がある。
それを活用したもの。
では、液体がカーペットに染みこんでしまったら?
濡れている間は塩をかけることで、
洗濯などで落ちやすくなる効果もある。
塩をかけるとコーヒーが美味しくなる
コーヒーに入れる調味料と言えば、砂糖。
でも、塩を入れても美味しい!
酸味と苦みが抑えられてまろやかになる。
アラビカコーヒーの発祥の地と言われる、エチオピア。
エチオピアでは塩入のコーヒーは客をもてなす意味がある。
エチオピアには、苦味の強いコーヒーの上澄みを飲む文化がある。
塩で苦みを抑える飲み方が生まれた。
エチオピアでは塩入コーヒーは当たり前。
コーヒー1杯にマドラー一つまみ分の塩。
角がなくなりぎゅっと締まる。
どうぞ、お試しあれ。
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