グッとラック廃業寸前の中村製作所を救った水平開きノート!


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2020年2月6日放送のグッとラック

グッと急上昇のコーナーで紹介された東京都北区の中村印刷所

1983年創業の従業員5人の印刷所の売上を急激に押し上げた画期的なノートとは?

ある画期的なノートを生み出すまでの経緯

中村印刷所は企業向けの封筒や納品書制作がメインの仕事。

近年、紙を廃止しデータ化する企業が増えた為、売上年々減少。

2015年の売上は約1,520万円まで落ち込み廃業寸前まで追い込まれた。

しかし、翌年の2016年、中村印刷所が作った”ある画期的なノート”が話題になり、年間売上は約4,030万円に急上昇。

これは前年売上の約3倍に相当。

”ある画期的なノート”とはどんなノートなのか?

水平に開く学習ノート

そのノートの生みの親は中村印刷所二代目社長中村輝雄。

”ある画期的なノート”が普通のノートと違う点を話してくれた。

普通のノートは開くと真ん中が膨らみカモメ状になってしまう。

中村印刷所が開発したノートは、カモメ状にならずに一枚のフラットな紙になる。

これを中村印刷所は”水平開きノート”と呼んでいる。

この”水平開きノート”は真ん中の膨らんだところがないので見開き2ページを一枚の紙として利用できるところが特徴。

つまりページをまたいで書けるということ。

”水平開きノート”の凄さが解るのはコピーを取った時!

一般的なノートは真ん中が膨らむのでコピーを取った時、真ん中に黒い影ができる。

しかし、この”水平開きノート”は真ん中がどこなのか解らないほど綺麗に印刷できる。

”水平開きノート”を作れた理由

それは中村印刷所考案の大事な接着剤。

ノートの側面に塗る接着剤がノートが水平に開く秘密だった。

一般的なノートの綴じる方法

側面に約3mmのキズをつける

そしてそこに接着剤を塗る

そうすると約3mmのキズに接着剤が奥までしみこむ

3mm奥まで接着剤が固まっているのでノートが開いた時膨らみができる

”水平開きノート”の綴じ方

独自開発した接着剤の力が強いため側面に塗るだけ。

だから、紙を点でとめる事ができる。

ゆえに水平に開くことができる。

水平開きノートは2014年に発売開始して起きた事

するとこれまでにない画期的なノートだとtwitterで話題に!

反応は物凄いものだった!

電話は鳴るわ、テレビ局から電話がくるわ、ネット注文が入るわ、FAXは鳴るわ、電話注文はあるわ、果てには会社に買いに来るわの大反響。

水平開きノートのヒットで売り上げは3倍。

ついにジャポニカ学習帳で有名なショウワノートと共同商品を販売。

社会の変化についていけなくなった印刷業界。

しかし、自分達が培ってきた技術を捨てることなく使い方を変える事でピンチをチャンスに変える事ができた。

自分の企業の強みとは何かを追求する事にこそ売上アップの秘密が隠されているのです。

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