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銀行員が詐欺をはたらく
ほんと、花咲舞(杏)に紹介される男たちは何かと問題あり。
前回は食品偽装を行っているレストランのオーナー。
今度は銀行破たんを利用した詐欺。
同じ犯罪でもレストランのオーナーのほうが可愛げがあったよね。
京浜銀行の行員秋本(霧山漣)とあったのは、昔なじみの客静枝(茅島成美)からの紹介。
真面目な好青年。
でも、人間って表面だけではわからない。
人の信頼を裏切った果てに横領
秋本(霧山漣)が勤めていた京浜銀行が破たん。
静枝(茅島成美)は定期預金で2000万円預けていた。
それも半月ほど前に花咲舞(杏)の第一東京銀行から預け替えしていたのだ。
秋本の営業成績を上げるために、どうしてもと頼まれてたのよね。
2000万円は静枝の亡くなった夫が残してくれたもの。
静枝(茅島成美)にとっては心の支えとも言える。
預金は1000万円とその利息までしか保障されない。
秋本(霧山漣)は申し訳ないと頭を下げるが、花咲舞は腑に落ちない。
静枝(茅島成美)が預け入れた時期が半月前だというのが気にかかる。
秋本(霧山漣)が銀行破たんを予測していたのでは・・・。
その予感が的中。
調べていくと、秋本(霧山漣)は株をやっていて第一東京銀行の系列証券会社に
口座を持っている。
株の資金のために、静枝の金を利用したのでは・・・。
通帳偽造の手口
静枝(茅島成美)の定期預金と普通預金の通帳を見ていて、花咲舞(杏)が気が付いたのは・・・。
定期預金と普通預金に書かれている数字の書体が微妙に違う。
定期預金は秋本(霧山漣)が不正に印字したものだった。
(プリンターで印字する方法は現実的ではないですね。過去の犯罪では非金種伝票を使い行内で行われた例が殆どです。)
静枝(茅島成美)から2000万円預かる → 銀行破たん → 1000万円返す → 1000万円着服 って、
計画だったのよね。 困ったものだわ。
静枝さんに全額戻るといいけど、ほかにも犠牲者いるかもね。
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