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夫婦の違和感と距離感
富裕太郎(リリー・フランキー)が早期退職することから話が始まる。
早期退職後は妻富裕凪子(戸田恵子)と一緒にキャンピングカーで旅をするつもりだった。
しかし、妻富裕凪子(戸田恵子)は遠回しに反対する。
キャンピングカーの夢は破れ、再就職を探してみるが、 現実は厳しかった。
会社辞めればただのオヤジである。
自分が思っていたほどに世間では認めてもらえなかった。
隣の家の犬の声が神経に触る。
大声を出したくなる。
おかしくなっている自分がわかっていた。
心が制御できない富裕
心療内科に受診。
これが鬱ってやつか・・・。
しかし、鬱ではなかった。
医師の阿立(長谷川博己)は富裕太郎(リリー・フランキー)の目はまだ死んでいないという。
これは妻には妻の時間があることを知ったために心のバランスが乱れたのだ。
君の隣にいさせてくれ
富裕太郎(リリー・フランキー)は好きな珈琲を淹れる。
そして趣味の絵を描いている妻富裕凪子(戸田恵子)のもとへ行く。 ここから始めよう。
妻富裕凪子(戸田恵子)の隣に自分の場所を作ることから。
夫が退職すると、生活が一変しちゃう。
今まで家にいなかった夫が始終家にいる。
息苦しいと思う妻も多い。
ここの奥さんはそうは言ってないんだから、幸せなほうなのかも。
精神的に追い詰められたような夫のために一緒にキャンピングカーで
旅行するとも言ってくれてた。
でも、妻には妻の時間の過ごし方がある。
自分の考えを押し付けてはいけない。
退職してやっとわかったんだ。
でも、人生まだ長いからきっとこの夫婦はうまくいくと思う。
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