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村上龍原作、第3話「トラベルヘルパー」
トラック運転手の下総源一（小林薫）は６０歳でリストラ。
今は時々トラックの仕事をアルバイトをしている。
古書店で女性客・堀切彩子（安田成美）と知り合う。
下総源一（小林薫）は若い頃は良くモテていた。
1年ごとに女を変えていたが結婚はしなかった。
老いらくの恋なのか・・・。
メールを重ね、お茶やランチを一緒に過ごし、主に本の話をする。
それ以上に発展したいと思っていたとき、 堀切彩子（安田成美）からもう会えないと言われる。
年齢に関係なく、人は恋をするのだ。
あきらめきれない老いらくの恋
あきらめきれず古書店主(麿赤兒)から堀切(安田成美)の住所を聞き出す。
おしゃれをし、トラックに乗ってケーキと花束を持って行く。
これで多くの女性を落としてきた。
堀切(安田成美)の部屋は木造アパートの1階、灯りが点いていない。
トラックで待つ。
そこに現れた堀切(安田成美)の横には車いすの男性。
車いすの男性はワゴン車に乗ってどこかへ行ってしまった。
下総(小林薫)が会いに行く。
一度は断ったが、家に入ってもらう。
今まで話していた素性はすべて嘘だった。
難病の夫を施設に預け、週に一度会っている。
今日がその日だった。
やはりもう会えない。
トラベルヘルパーをライフワークに！
下総(小林薫)の父親もトラック運転手だった。
「物は移動させることで人の役に立つ。」 そう言っていた。
下総(小林薫)は車いすを乗せたワゴン車を見かける。
車いすで旅行する人の手伝いをするトラベルヘルパーだと言う。
下総(小林薫)の次の人生が見えたようだ。
彼は根っからのトラック運転手なのだ。
小林薫がお風呂に入っているシーン。
小林薫の後頭部と鏡に映った小林薫。
後頭部が薄い。 2枚目も年を取ると、薄くなる。
それとも演出なのか。
でも、いい感じに年を重ねてきた。
ますますいい役者になってきた。
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