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出口のない海が中車との出会い
8月15日のAスタジオのゲストは歌舞伎界のエース市川海老蔵。
父親になってから外遊びは控えているようだが、茶目っぷりは健在。
笑福亭鶴瓶を相手に娘との散歩の話や亡き十八代目中村勘三郎に歌舞伎を教えてもらった話を披露。
その中に俳優香川照之、歌舞伎名は九代目市川中車の話が出た。
市川海老蔵と香川照之が初めて共演したのは映画「出口のない海」。
試写会が旧歌舞伎座で行われた。
香川照之は歌舞伎座の舞台に立てたことにたいへん感激していた。
猿翁との和解
香川照之の父親は二代目市川猿翁、母親は浜木綿子。
両親の離婚後、母親に引き取られ、長い間不通だった。
その父親と和解。
それがきっかけで香川照之は歌舞伎界に入る。
それは息子・政明のため。
せがれが歌舞伎役者になる道を閉ざしてはいけない。
そのためには自分がまず歌舞伎役者にならなければ・・・。
2011年九代目市川中車を襲名、45歳だった。
海老蔵が見た中車の努力
七月大歌舞伎の千秋楽の夜、たまたま海老蔵は中車の家を訪ねた。
中車は熱帯魚の調子が悪くて、息子と熱帯魚を手ですくっている最中だった。
ベランダを見せてもらうと、三味線があった。
息子と練習しているという。
一度決めたら、逃げない。 前に向かって進んでいく姿勢が見えた。
やはり市川海老蔵にとって中車は「兄さん」である。
尊敬に値する。
頑張ろうと思った。
海老蔵も負けてはいられない。
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