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「弱者はゴネて、あがいて、生き残れ!」
「カバチタレ!」の原作者・田島隆が自身の半生を綴ったもの。
親からの虐待、そしていじめ、退学、ついには勘当・・・。
前半はかなり辛い話が多い。
「しなくて済む苦労はしないほうがいい」そんな気持ちで綴られた著作。
田島隆と法律との出会い
代行運転の会社に務めていたときのこと。
上司のミスで無断欠勤じゃないのに、無断欠勤扱い。
社長は会社の壁に貼られた「無断欠勤厳禁」の言葉通りに田島を首に。
給料4万円の払いはなし。
当時、貧乏どん底の田島隆にそれは死活問題。
呉市役所へ相談に行き、労働基準監督署を紹介される。
これは労働基準法違反だと有難い知恵を授けられる。
内容証明郵便を出すように言われ、出した。
翌日、代行運転会社の社長からの電話。
金を取りにこいって言ってくれた。 法律は人生を守ってくれる知恵だ・・・。
ここから人生の逆転
法律に興味を持った田島隆は、23歳で海事代理士試験に合格、
27歳で行政書士に。
大好きな「ナニワ金融道」に厚めのファンレターを出した。
ほんとにファンレターのつもりだったが、結果これがネタ提供になった。
これが原作者になる始まり。
田島隆の知って得する法律 賃上げ戦争
大家さんに不当に賃上げを要求されることがある。
そんなときには、今までの家賃と同額を法務局に供託する。
供託すると、大家と争い中として家賃は払ったことになる。
未払いってことで追い出されることはない。
法務局が家賃を預かっていると大家に連絡を入れるので、これを大家が受け取ったら終わり。
大家が受け取らずに、裁判に持ち込むって話もあるが、裁判には金が必要。
家賃の賃上げよりも高いはず。
だから、今まで通りの家賃でOKってこと。
田島隆の知って得する法律2 愛犬が相手に大けが!編
賠償金を払う?
払わない?
不良たちが飼い犬にちょっかいを出していた。
ある日、スタンガンの威力を犬で試そうとした。
しかし、その日は犬は家の中に。
スタンガン試せなくて残念って話しているのを家にいた飼い主が聞きつけ、
不良たちを追いかけた。
飼い主が外に出たスキに、犬も外に出て、不良たちに噛みついた。
賠償金払えってことに。
この場合、飼い主が管理を怠ったのが明らかなので、賠償金は払わないといけない。
しかし、今回不良たちは常日頃動物虐待を行っていた。
それをネタに賠償金を値切ることに成功。
田島隆の知って得する法律 車の個人売買!編
Hで肩代わりした修理代のゆくえは?
ホステスから車を購入した専門学生の男子。
70万円で買ったんだけど、エンジンからオイルが漏れる。
修理代に10万円かかった。
売買したときに商品に欠陥があったら、売主が責任を持たなければいけない。
しかし、ホステスはH3回でそれをチャラに。
しかし、その後やはり修理代金を払えと・・・。
さて、この修理代は払わないといけないのか?
番組AD山田親太朗の意見。
「1回3万円を3回。+αで妥当なお値段」
さて、法律はどう解釈するのか。
修理代は払わないといけない。
お金に代わって体で払うのは、公序良俗違反になります。
公序良俗違反での支払いははなかったことと同じ。
破廉恥なことはダメなんで、やめましょう。
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