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2014年テニス全米オープン。
BBC Tennis on Twitter: "錦織圭, 優勝. Kei Nishikori, winner. 6-4 1-6 7-6 6-3 #bbctennis http://t.co/MjtkHARQBK" via kwout
準決勝で日本の錦織圭が対戦する相手は世界ランキング1位のジョコビッチ選手。
技術もパワーもメンタルも上のジョコビッチ選手に勝つには、錦織圭の今の勢いは重要。
奇しくも、この二人のスポンサーはユニクロ。
株価も上がり、準決勝をほくほくと観ていたことでしょう。
第一セット
現れた錦織圭は赤のウエア、ジョコビッチは白いウエア。
最初のサービスはジョコビッチ。
相手が取りにくいボールを打つのが得意な錦織圭。
コートの痛いところを打つ。
第7ゲームジョコビッチのサービスゲームをブレイク。
0:15 0:30 0:40 15:40, BP
以上のスコアヒストリーを見て解るように
錦織圭が一方的に支配したゲームだった。
これで流れは錦織圭に完全に変わった。
第10ゲームのセットポイントを決め、錦織圭がセットを獲った。
15:0 15:15 30:15 40:15
自身のサービスゲームを力強く支配しスコアは6-4となった。
第二セット
ジョコビッチだって、黙ってはいない。
ランキング1位の意地を見せる。
錦織圭を終始圧倒するプレー。
今度はジョコビッチ選手が錦織圭の痛いところを付いてくる。
あっけなくジョコビッチ選手が獲った。
第二セットは1-6となり、セットスコアは1-1のタイとなった。
第三セット
序盤流れはジョコビッチ選手のままだった。
見事なショットに錦織圭がラケットを投げ出す場面も出た。
しかし、こんなときも自身をコントロールすることが今は出来る。
タイブレークまで持ち込まれながらも、粘り勝ちした。
Tiebreak(ジョコビッチ側から見たスコア記法になっています)
0*:1 0*:2 0:3* 0:4* 1*:4 2*:4 2:5* 3:5* 4*:5 4*:6
長いゲームを落とさないのが、メンタルを上げる秘訣なのかも。
7-6で錦織圭選手が第3セットに勝利し、セットスコアは2-1となった。
第4セット
ジョコビッチ選手のサーブが錦織には効かない。
コートの中を動き回る錦織圭には怖いものはないのか~。
フルセットまで行かずにこのセットで勝利を手にした。
6-3で第4セットを決め、セットスコア3-1で決勝進出を決めた。
帽子をかぶり直し、ジョコビッチと試合終了の握手をし
お互いの健闘を讃えあった。
こういう細かい気遣いができるのが錦織圭選手。
テニスの真の勝利は勝ち負けではなく
如何に礼儀正しく闘ったかによってきまる。
その後の歓喜の表し方は準々決勝のときとは違い、体いっぱいに喜びを表現した。
さすがにランキング1位に勝てたのは嬉しいのだろう。
「どうなっちゃっているんだ。わからない?!」
「日本で大きなニュースになっているといいな。」
マイケル・チャンコーチの影響
以前よりもアグレッシブになった錦織圭のプレー。
やはりマイケル・チャンコーチの影響が大きい。
17歳で全米オープンを優勝したマイケル・チャン。
トップに立つために必要な技術とメンタルを持っている。
反復練習を錦織圭に続けさせたのも大きい。
テニスに一番大切なのはミスをしない正確性を磨く事だからだ。
メンタル面では試合で集中し続けること、落ち込み過ぎないことを学んだ。
決勝の相手はチリッチ
もう一つの準決勝戦でフェデラーが破れてしまった。
錦織圭の相手はチリッチ。
過去の対戦成績では5勝2敗で錦織圭選手が優勢。
決勝を勝ち抜いて、テニス界に新たな金字塔を打ち立てて欲しい。
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