ぴったんこカンカン阿川佐和子が巡る亡き父との思い出の地


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2015年12月11日のぴったんこカンカン。

ゲストは阿川佐和子

今年8月に亡くなった小説家・阿川弘之の娘。

安住アナと父親との思い出を訪問。

若女将になるはずだった阿川佐和子

銀座7丁目の「本店 浜作」

ここは阿川弘之のお気に入りの店。

阿川佐和子の嫁ぎ先になるはずだった。

「本店 浜作」の味に惚れた阿川弘之。

ここで料理の修行をしろと阿川佐和子に言った。

ゆくゆくは息子と結婚。

それで毎晩美味いものが食べられる。

これが父親の目論見。

その後店に連れてきてもらった。

高校生だった息子はすごくいい男。

「悪くないかも・・・」

それから何年か後。

またお店に行った時、若女将がすでにいた。

阿川佐和子は断られていた?!

「本店 浜作」のご主人は元慶応ボーイ。

見合いの話は父親から聞いていた。

しかし、自分から断っていた。

初めて知った阿川佐和子

いつの間にか振られていた~。

大将が選んだ女将さんはどんな人なのか。

あら不思議。

顔立ちが阿川佐和子に似ている。

おしとやかな阿川佐和子って感じ。

イヌになって父親に反抗

門限にもうるさかった父親。

用事がないのに帰ってこいと言われた。

控えていろって感じなのだ。

私は忠犬ハチ公か~。

阿川佐和子はイヌに徹した。

返事は「ワン!」

新聞と言われれば「しぇえ、しぇえ・・・」

イヌのマネをし続けた。

ユーモアが通じないほど固くなかった父親。

これは笑ってくれたらしい。

病院ですき焼き!

父親・阿川弘之の入院。

楽しみは食事だけ。

日曜日毎に父親に差し入れ。

うなぎ、かつお節弁当、フカヒレなど。

アツアツが恋しくなる入院生活。

「すき焼きが食べたい」

その願いを叶えることに。

電気調理器ですき焼きを作った。

院内に漂うすき焼きの匂い。

それを温かく見守ってくれた病院職員たち。

たまに安い肉を持っていたこともあった。

「今日の肉は硬い」

もっと高い肉を買えと言われた。

舌が肥えていた父・阿川弘之。

阿川弘之が好きだった竹葉亭のうなぎ

銀座8丁目「竹葉亭 本店」

入院中ウナギが喰いたいと言っていた父親。

阿川佐和子は竹葉亭のうなぎをテイクアウト。

今回は安住アナとお邪魔。

築90年の柱は光輝いている。

ウナギのかば焼きをいただく。

贅沢な味。

脂が乗っている。

形になっているのが不思議な位の柔らかさ。

ウナギの肝焼きも堪能。

阿川佐和子「美味しいね」

ビールが更に美味くなる味ですね。

名前はお墓が由来

兄が生まれる時。

女の子が生まれると信じていた父・阿川弘之。

父の師匠である志賀直哉先生。

先生の”直”の字をとって”直子”。

しかし、生まれたのは男の子。

どうしようと思案。

母親の入院している日赤病院に向かう父親。

自転車にのる父親がふと見た。

そこにあったのは”南尚之の墓”。

付けようと思っていた”直”と音が同じ。

自分の”之”も入っている。

これはピッタリ。

兄の名は”尚之”に。

それから2年後。

母親が出産。

今更”直子”とは付けられない。

そう思っていると見えたもの。

”南佐和子之墓”。

これが阿川佐和子の名前の由来。

すべての始まりは南家の墓だった。

「いい名前だったのものですからよく育ちました」

父親に掛けた最期の言葉

父親の最期。

阿川佐和子の脳裏をよぎったこと。

それは日野原重明先生が言っていたこと。

”聴覚は最後に残る”

もう息を引き取ったとは言われていた。

でも、こんなに体はまだ温かい。

また息を吹き返すのでは?

阿川佐和子は父親に声を掛けた。

「父ちゃん、父ちゃん!」

返事がない。

何か刺激をしないといけない。

父親の文庫本「山本五十六」が増刷になった時期。

いくら入るのか気にしていた父親。

「わかりましたよ、30万、30万入ったよ」

喜ぶかな~って思ったけど喜ばなかった。

父親からの反応はなし。

その代わり看護師さんたち反応。

悲しみでしんみりしていた看護師さんたち。

でも阿川佐和子の言葉に噴き出した。

阿川佐和子の声は父親に聞こえたのでしょうか。

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