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念願のAスタジオ出演
ドラマ「名もなき毒」や「ごちそうさん」で人気の俳優ムロツヨシが10月31日Aスタジオのゲスト。
「やっと出れましたね」
以前、小泉孝太郎と要潤がＡスタジオに出たときに、写真で出演したことがあるムロツヨシ。
Ａスタジオに出られたとても嬉しそう。
ムロツヨシの由来
なんでも覚えてもらえそうもない本名を持っているらしいのだ。
画数がやたらと多い。
書きやすいようにと思って選んだのが、カタカナで「ムロツヨシ」。
当時「スガシカオ」が人気で、やばい被った！っと思った。
しかし、ムロツヨシを知る人間は少ないので、誰もそうは思わない。
親友・加藤大輔に支えられて
19歳で東京理科大学を中退し、役者を目指したムロツヨシ。
親友の加藤大輔は大学を辞めるのを止めろと心配してくれた。
役者を目指したら、仕事が向こうからやってくると思っていたのに芽が出ない。
3年も4年もそんな日々が続くと、役者志望の周りの人たちは諦めていた。
しかし、加藤大輔だけは違っていた。
きっとムロツヨシは役者として活躍できると確信していた。
踊る大捜査線の監督・本広克之に渡した名刺
事務所も入っていなかった頃、本広克之氏に会ったムロツヨシ。
隣に座り、名前の売り込みに必死！
「ムロツヨシ」を主語にして会話する。
「ムロツヨシはこう考えますね。」
「ムロツヨシならこんな風に行動します」とか・・・。
いやあ、しつこいって言われた。
それでもめげずに、名刺を渡した。
本広克之氏はその名刺を捨てずに持っていてくれた。
名刺のおかげで新作の映画に出演することができた。
その映画が「サマータイムマシーン・ブルース」。
この映画で瑛太で出会った。
本広克之氏に拾ってもらった。
うっとうしさが功を奏した。
山田孝之からパンチ
瑛太との飲み会で会ったのが、山田孝之。
ここでもうっとうしいムロツヨシ。
瑛太と一緒に映画を撮ったので観てくださいと猛アピール。
「DVDで観ますね。」
劇場で是非観てほしいっていったら、 「ぼくの勝手じゃないですか」
山田孝之にしつこいと思われた。
でも、アルコールで気分が良かったムロツヨシ。
大阪のおばちゃん並みに山田孝之に肩パンチ。
「ずっとパンチしてますけど、ほんとやめてください。12発目ですよ。20発目まで我慢します。」
そこから20発目。
すっごいパンチが返ってきた。
山田孝之のパンチは本物。
小栗旬も中に入って、いい加減にしなさいと諭された。
山田孝之はこんな男、Ａスタジオはまだ早い、出すなと助言。
若手俳優と交友するムロツヨシ
現在ムロツヨシは38歳。
小栗旬や山田孝之とは7つ年上。
それでも対等につきあってくれるのが嬉しい。
5年前、小栗旬と瑛太とともに飲みに出かけていたときのこと。
背の高い二人と身長さもあり、顔の売れていないムロツヨシは一般人同様。
小栗旬や瑛太に気がついても、ムロツヨシには気づかない。
それどころかマネージャーだと間違われた。
小泉純一郎と納豆をかき混ぜる
ドラマ「名もなき毒」や「ペテロの葬列」で共演した小泉孝太郎とも仲がいい。
小泉孝太郎の父小泉純一郎が首相を務めていたころも、何度も小泉家に泊まりに行っている。
ある日、小泉純一郎も一緒に食事。
「納豆は100回かき混ぜると美味しくなる」ってことを言ったのだ。
それで、納豆の入った器を一人10回ずつかき混ぜては次の人へ。
なんかとっても家族のようなひととき。
さて、納豆のお味は普通。
言い出しっぺの小泉純一郎も自分のタイミングのほうが美味しいと。
竹中直人と財布の話
ムロツヨシは竹中直人に財布を買ってもらったことがある。
ムロツヨシが財布を亡くしてしまったので、竹中直人が不憫に思ったのだ。
一緒に買いに行って、いろんな財布を見ては「ああ、いいっすね」を連発。
竹中直人に「おまえのああいいっすはどれなんだ」と言われた。
しかし、数か月後その財布を落としてしまった。
山田孝之に謝ったほうがいいかと相談。
山田孝之は真剣に考えてくれた。
「謝るのが必ずもいいことではない。
それで竹中直人さんを傷つけてしまうかもしれない」とアドバイス。
しかし、竹中直人に会った時、買ってあげた財布を見せてくれと言われ、素直に話した。
明らかにがっかりする竹中直人。
周囲にいた人からはせっかくの財布を失くしたダメな子と見られた。
そのあと、竹中直人から車に乗れと言われた。
竹中直人が差しだしたのは、違う財布だった。
今使っている前の財布だという。
ムロツヨシはその財布を今も使っている。
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