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丹波市の幻の小豆
11月29日の満点青空レストラン。
ゲスト菜々緒とともに宮川大輔が来たのは
兵庫県丹波市。
丹波に来たので、この日の食材は
栗or黒豆と予想した宮川大輔。
しかし、外れ! 本日の食材は小豆!
幻の小豆、丹波黒さや大納言小豆 を訪ねて丹波市に。
迎えてくれたのは、名人・柳田隆雄さん。
育てている食材は「丹波黒さや大納言小豆」。
大納言小豆は有名だけど、黒さやが付く。
江戸時代、幕府に献上したこともある小豆。
一時は姿を消しかけていたのです。
どうやって復活したのでしょう。
丹波黒さや大納言小豆の復活エピソード
million_blueさんはTwitterを使っています: “今日の満天青空レストランで、地元が出てたので録画しておきました♪♪ にしても、地元の小豆がそんなすごい小豆だったとは知らなかった……(゚… via kwout
きっかけはテレビ 風前の灯火だった
「丹波黒さや大納言小豆」。
その命が吹き返すきっかけとなったのは、
「どっちの料理ショー 」。
水ようかんの材料として取材を受けたのです。
取材を受けて、「丹波黒さや大納言小豆」は
一気に有名に。
番組終了後、問い合わせが殺到。
今では「黒さや会」が結成され、
15軒の農家が栽培している。
「どっちの料理ショー」が
幻の小豆を救ったのですね。
丹波黒さや大納言小豆の特徴と収穫まで
さやが黒いのが、丹波黒さや大納言小豆の
一番の特徴。
7月に種まきをする黒さや。
9月には花が咲き、実が大きくなります。
10月には小豆が完熟するというわけ。
丹波黒さや大納言小豆は、
ごく一部の地域にしか栽培できない。
通常の小豆よりも長いさやには、
11~13個の小豆が顔を並べます。
少し四角い、色が濃いですね。
皮がしっかりしているので、荷崩れしないのです。
収穫した小豆は足で踏んでさやから外します。
これを天日に当ててよく干います。
ここで選別。 虫が付いているものは取り除きます。
しわしわのものはそのまま、取り除きません。
しわしわは丹波黒さや大納言小豆の特徴のひとつ。
しわのおかげで割れにくいのです。
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丹波黒さや大納言小豆の茹で方
小豆の茹で方 〈作り方〉
- 小豆を水で洗い、ゴミや汚れを落としザルに上げる。 (水に浸けないで)
- 厚手の鍋に1を入れ、たっぷりの水を入れて強火で煮る
- 沸騰したら、小豆をザルで受けて湯を捨てる(渋切り)
- 小豆を鍋にもどし、再び水を入れて煮る。
- 沸騰したら、1カップ程度の水を入れる(差し水)
- 5を3回繰り返す
引用元:満天青空レストラン
豆の中でも小豆は一晩水に浸す必要がないのが助かりますよね。
丹波黒さや大納言小豆の赤飯
〈材料〉
- 炊いた小豆 150g
- 水 900cc
- 米 600g
- 餅米 75g
- 塩 10g
〈作り方〉
- 3回目の差し水が沸騰したら、ごくごく小さな火で3〜5分煮る。
- 土鍋に洗った米・餅米塩・冷めた小豆の炊いた茹で汁を入れ、 30分程おく。
- 冷めた小豆、塩を加え炊き上げる。
引用元:満天青空レストラン
丹波黒さや大納言小豆の赤飯は色が濃いです。
小豆の香りが強い。
深みがある味が美味い~。
歯ざわりも良くて、甘味が違うのです。
丹波黒さや大納言小豆のいとこ煮
〈材料〉
- かぼちゃ 300g
- 炊いた小豆 100g
- 小豆の茹で汁 30㏄
- 炒り塩
〈作り方〉
- かぼちゃは適度な大きさに切って、手塩をしておく(数時間放置)
- 土鍋にかぼちゃをいれて塩を入れ、約30分蒸す
- 土鍋のかぼちゃがやわらかくなったら、
炊いた小豆、茹で汁(かぼちゃの加減で調整)をいれ、
5〜10分更に火にかけ味をなじませて完成。引用元:満天青空レストラン
次々に入れることを「おいおいに入れる」と申します。
「おい」と「おい」でいとこだそうです。
水を入れずに作ることで南瓜の味が濃くなります。
丹波黒さや大納言小豆の極上あんこ
〈材料〉
炊いた小豆 1kg
白ザラメ 300g
塩 少々
水あめ 小1
〈作り方〉
- 3回目の差し水が沸騰したら、ごくごく小さな火で 30〜40分煮る。
- そして、火を止め、そのまま一晩置く。
- 翌日鍋を沸騰させ、水分を一度切る。
- 砂糖の半分量を入れ、とろ火で5分程煮て、しばらく休ませる。
- 小豆に砂糖をなじませる。
- 再び中火で暖め残りの砂糖と塩を加え
とろ火で5分程煮て休ませあんこの完成。引用元:満天青空レストラン
これをトーストした食パンに塗って食べるのも美味しいです。
バターの塩味であんこの甘味が増すんですよね。
丹波地鶏に丹波黒さや大納言小豆のソース
〈材料〉
炊いた小豆 350g
煮汁 350㏄
ブルーベリージャム 120g
砂糖 120g
醤油 90㏄
ブランデー 15㏄
丹波地鶏 1枚
麹 150g
サラダ油
〈作り方〉
- 小豆は3回目の差し水が沸騰したら、ごくごく小さな火で更に40分煮る。
- 鍋に小豆・茹で汁・ブルーベリージャム・砂糖・醤油・ブランデーを加え、
じっくり40分煮詰める。
鶏肉に麹を揉みこみ、しばらく置く。- 麹をよく拭き取り、フライパンに油を熱し、
鶏を皮目からじっくり焼く。- 肉が焼けたら、食べ易い大きさに切り、
皿に盛り付け、小豆ソースをかける。引用元:満天青空レストラン
ちょっとミスマッチに思われる組み合わせ。
ところがどっこい違和感がなく戴けるのが不思議です。
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