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危篤の母
第14週のマッサン。
副題は「渡る世間に鬼はない」。
この週の主役はマッサンの母親・早苗(泉ピン子)。
泉ピン子のドラマのタイトルをもじっています。
鬼のような姑。
外国人のエリー(シャーロット)に対してつらく当たってました。
金渡すから帰れ。
嫁じゃない女中だ。
孫のエマは可愛がるけどエリーには冷たい。
ほんとは情の深い女性。
その母が危篤。
殺してもしにそうもなかったのに倒れるなんて。
エリーと早苗の和解
1月10日のマッサン 。
強かった義母の命もあとわずか。
エリーのことを認めてくれます。
マッサンの姉千加子の花嫁衣裳を着るエリー。
よく似あっています。
「べっぴんな花嫁じゃ」
早苗の言葉が胸を打ちます。
夢を持って、男の人と同等に話すエリー。
早苗はそれが羨ましかったんです。
自分もほんとは男に生まれたかった。
女性が一歩下がっているのが当たり前の時代。
エリーは眩しい存在だったんですね。
日本一の花嫁じゃ
「肌の色がちごうても、 目の色がちごうても、
話す言葉がちごうても、
人間の情けには変わらない まさはるのことよろしくお願いします」
早苗からエリーへの最期の言葉。
早苗の最期
母危篤と聞いて北海道から急いで帰ってきたマッサン(玉山鉄二)。
早苗の体を抱きしめる。
早苗からマッサンへの最期の言葉。
「おまえのウイスキーはまずい」
早苗の言葉の真意
営業で北海道を歩いたマッサン(玉山鉄二)。
ウイスキーは不味い。
ずっと言われ続けた。
そして母親にも言われた。
それも最期の最期の言葉。
落ち込むマッサン。
本当はもっと美味いウイスキーを作れと言っていた。
エリーがマッサンを励ます。
本当の日本人よりも日本人らしくなったエリー。
言葉の向こうにあるものが見える。
マッサンの方が見えなくなっていた。
美味しいウイスキーを作らないといけない。
亡くなった母親のためにも・・・。
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