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札幌チカホに重大な盲点判明!
そもそも煙を外に出す排煙設備がなかったことが判明。
充満するけむりは外光を取り入れる窓から逃がした。
煙を強制的に排除する設備はなかった。
排煙設備がないため、
外光を取り入れる天窓8か所をあけたが
効果がなかった。
札幌市中央消防署 上田芳生さんの話
煙が広範囲に広がったので、
そのぶん時間がかかった。
自然換気の排煙なので
そこはいたしかたないのかなと。
なぜ地下歩道空間には排煙設備がないのか?
建物ですと消防法や
建築基準法がありますが
なにせ地下歩行空間は
道路の扱いなので
規制は消防暑ではできない。
火災にあったらとりあえず逃げてください。
地下歩行空間はスプリンクラーもない!
地下歩行空間は、法律上は道路という扱いなので
防火設備を設置する法的な義務はないということ。
よって、消火設備であるスプリンクラーもないという。
消防が急きょ強風を送る車両を現場に派遣して
強制排煙を実施。
ようやく煙を外に出すことができた。
この排煙車は札幌市にわずか一台だけ。
煙が地下歩道空間に充満するという
想定外の事態に対応し
運営会社は今後市と協議して、
排煙設備を設置する方向で検討するようです。
消防署では周辺のホテルに火事への注意喚起
今回、札幌市中央区北1条西4丁目の
ノースプラザ 地下の火事を受けて
消防が実施したこと。
それは厨房からの火災の予防点検項目の確認でした。
厨房設備等の点検ポイント
- グリスフイルター等に油が付着していないか?
- コンロなどの周囲に可燃物を置いていないか?
- コンロなどの周囲の壁が変色していないか?
- 消火器などは常に使用できる状態ですか?
今回の出火原因である飲食店の厨房からの出火。
地下で火を使うことの怖さを改めて認識してほしいものです。
何故 ビルとの通路を閉鎖できなかったか?
今回の火災の重要ポイント。
火災原因であったノースプラザの煙を
地下歩道空間に流さないために
ノースプラザの地下連絡通路を
遮断できなかったのか?
地下飲食街のお客が避難した後に
速やかにシャッター等で閉鎖すべきではなかったのか?
こういった疑問点がわいてきます。
除雪な防災をなおざりにしている
札幌市政。
もう反省が求められています!
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