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ウルトラマンタロウの兄弟愛
2月27日の爆報!THEフライデー。
あのヒーローは本当のヒーローだった。
日本のヒーローが救った俳優Mとは?
ミスター誠実、ウルトラタロウ 1973年、
オイルショックで主婦が騒いだ年。
テレビではあるヒーローがいた。
ウルトラタロウ!
最高視聴率は21.7%。
篠田三郎、当時25歳。
カッコイイ!
子供たちの憧れの的。
篠田三郎はまさにウルトラタロウ。
別名、ミスター誠実。
篠田三郎の今
ウルトラタロウを演じた篠田三郎。
放送から41年。
篠田三郎は現在66歳。
誠実感あふれるダンディなお姿。
現在でも芸能界の第一線で活躍中。
ドラマ「MOZU」では真木よう子の父親役でしたね。
私生活では1875年に結婚。
一男一女に恵まれた優しい父親。
篠田三郎は実生活でもある人の命を救っていた。
俳優Mが余命半年
2004年のことだった。
名古屋で舞台公演中の篠田三郎。
妻からの電話が入った。
俳優Mの奥さんから自宅へ電話であった。
俳優Mが余命半年だと言う。
俳優Mは腹痛を訴えていた。
診断は胃炎。
薬で抑えていた。
しかし、数日前に舞台で倒れた俳優M。
胃にねじられたような痛みを感じた。
進行性の胃がん。
レベルは3A。
4段階中2番目に悪い状態。
手術しても治る見込みがないと。
俳優M夫婦は
手術の得意な病院を探していた。
しかし、見つからない。
途方にくれて篠田三郎に連絡したのだ。
俳優Mとは
妻から俳優Mの病気を知らされた篠田三郎。
「あいつは俺の弟だ」
「あいつを救ってあげたい」
俳優Mとはウルトラマンレオ。
ウルトラタロウの弟。
ウルトラマンレオは1974年から放送。
真夏竜、23歳。
空手が得意な肉体派のウルトラマン。
二人はデビュー当時は同じ事務所。
1977年に飲食店を営む佳代さんと結婚。
一男にも恵まれた。
真夏を救った方法とは
「胃がん 都内」とネットで検索。
導きだされるのは17万件の病院。
その中から納得のいく病院を探す。
これは至難の業。
篠田三郎は知り合いの医師に相談。
東京都内の大学病院を探し出した。
手術の実績もある。
術後のケアにも定評がある病院。
真夏竜の手術
真夏竜の妻・佳代さんは当時を振り返った。
「すぐ病院を紹介してくれた」
限られた時間は少なかった。
一刻も早く病院を見つけたい。
篠田三郎はすぐに対応してくれた。
翌朝、病院を訪れた真夏竜夫婦。
そこには篠田三郎も来ていた。
名古屋で舞台公演中の篠田三郎。
東京まで駆けつけてくれた。
胃を全摘しないといけない。
そう言われていた真夏竜。
でも、3分の2の摘出で済んだ。
真夏竜は今
胃の摘出手術から10年。
六本木の雑居ビルのとある店。
本を片手にたたずむ紳士。
現在64歳になった真夏竜。
ダンディなので、とっても安心。
今も俳優で活躍。
それと同時に行っているのが、
妻が経営するバーで本の読み聞かせ。
術後生存率40%の手術。
真夏竜は最新の注意を払って生活。
今も再発はしていない。
「篠田さんがいなかったら今はない」
恩人という名のヒーロー。
ドッキリ再会企画
真夏竜の言葉を聞いていた篠田三郎。
今はロケバスの中。
篠田三郎との再会を知らない真夏竜。
篠田三郎、人生初のドッキリ再会。
真夏竜の背後から現れた。
振り向いた真夏竜。
「すいませーん」
意外とリアクション少ない。
スタッフの期待裏切る。
真夏竜から改めて感謝の言葉。
「篠田さんがいなかったら、今の私はいない」
スタッフからの無理難題
ウルトラタロウとウルトラマンレオとの再会。
ここでお願いしたいことは一つだけ。
「二人で変身ポーズを・・・」
見たい気もするが、見たくないかも。
篠田三郎が上手くかわした。
「3分しか戦えないので、そろそろお暇を」
ウルトラマンは年を重ねても素敵!
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