ゴーストライター最終回遠野リサが母と神崎の為に書く小説


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ゴーストライターを使ったことで
文壇を追われた遠野リサ(中谷美紀)。

もう小説家は辞めるつもりだった。

小説から離れた生活。

自宅で料理。

認知症の母親の見舞い。

しかし、物語が内側からほとばしる衝動に勝てなかった。

出版できない新作

遠野リサ(中谷美紀)はまた書き始めた。

書きあげた小説は「愛しい人」

ゴーストを使った小説家の本を
出す出版社はない。

書けなくなった川原由樹(水川あさみ)に
原稿の入ったUSBメモリーを渡す。

出版できない小説。

川原由樹(水川あさみ)の名前で出してもいい。

しかし、川原由樹(水川あさみ)はそれを拒否。

川原由樹(水川あさみ)は
神崎(田中哲司)に本を出すように依頼。

断られる。

編集者の小田(三浦翔平)が
遠野リサ(中谷美紀)の新作を読む。

自費出版

大手では出せない小説。

小さな出版社で自費出版するように持ち掛ける。

小説は新たに書く。

遠野リサ(中谷美紀)と
川原由樹(水川あさみ)の共同出版。

タイトルは「偽りの日々」。

話題性もあり、本は売れた。

遠野リサの復活

文壇に遠野リサ(中谷美紀)が戻ってきた。

駿峰社創立80周年刊行連載謝恩会。

遠野リサ(中谷美紀)と
川原由樹(水川あさみ)が連れ立って参加。

しかし、神崎(田中哲司)へは挨拶はなし。

「愛しい人」を駿峰社で出版する遠野リサ(中谷美紀)。

しかし、神崎(田中哲司)はその情報も知らなかった。

顔を潰されてた神崎(田中哲司)。

誰のために小説を書くのか

川原由樹(水川あさみ)の小説を
読者に媚びているといった遠野リサ(中谷美紀)。

川原由樹(水川あさみ)は
不特定多数の読者に対して書いている。

遠野リサ(中谷美紀)には読んでほしい人がいる。

それは今も昔も同じ。

一番最初に読んでほしいのは、神崎(田中哲司)。

神崎(田中哲司)が
落ち込んだいるのをわかっていた。

その原因を作ったのは遠野リサ(中谷美紀)なのだから。

だから、バーで飲んでいる神崎(田中哲司)のもとに来た。

神崎(田中哲司)の感想をまだ聞いていない。

その話をしたら3時間は掛かる。

たったの3時間? この二人も昔のように戻りそうだ。

認知症の母

遠野リサ(中谷美紀)の宿敵ともいえる母親(江波杏子)。

母親(江波杏子)の言動で悩み続けていた。

娘を私物のように扱う。

私がいないと娘はダメだと
言い続けた母親(江波杏子)。

遠野リサ(中谷美紀)の大きな壁。

認知症になっても
遠野リサ(中谷美紀)の小説を読みたがった。

しかし、遠野リサ(中谷美紀)の名前が
母親(江波杏子)の生活から消えた。

それはとてつもない悲しみだった。

認知症とはそういうものかもしれない。

母親(江波杏子)の記憶から消えるのはとてもつらい。

そんな母親(江波杏子)に
原稿を見せる遠野リサ(中谷美紀)。

興味を見せない母親(江波杏子)。

しばらく原稿は置かれたままだった。

しかし、母親(江波杏子)は読んでくれた。

それだけで嬉しい。

遠野リサ(中谷美紀)が読んでほしかった人。

その中に母親(江波杏子)も入っている。

母親(江波杏子)に認めてもらいたい。

どの娘も思っていること。

遠野リサ(中谷美紀)を思い出してくれることを祈る。

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