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マッサンの一念は澤田に通じたのか?
マッサン。3月21日放送。
ついに、香料も着色料も使わない
3級ウィスキーを完成させたマッサン。
発表の場である試飲会に
かって鴨井商店のウィスキーを酷評した
澤田清太郎を招待し、その評価を仰ぐ。
余市の唄 試飲会
一馬の作った
大麦からなる醸造アルコールで
原酒を希釈し
着色料を使わず
自家製のカラメルで
色付けした余市の唄を
完成させたマッサン。
日本中から招いた問屋や
余市の人々を招いて
その評価を仰ぐ。
悟が日本に帰ってきた時
唯一の慰めとなった三級酒。
その悟のためにも
戦後まもない困窮にあえぐ
日本の人達のためにも
マッサンの命の水を
世に問う瞬間がきた。
澤田清太郎の評価
酒造りは人がでる。
まえ、あんたが本物、本物と
言ってた頃。
この酒を造った人間は
自分で自分に酔うとる人やなと
思っとった。
だけど、この酒は違う。
あんた、変わったなぁ。
この酒は伝える酒や。
お客さんの顔を見て
伝えたい想いを伝えたやろ?
伝える酒は成功したのか?
余市の唄のモデルになった
ニッカ角瓶と角瓶ポケットウィスキー。
実は、当時全盛を誇っていた
サントリーのトリスには
遠く及ばなかった。
品質に拘ったニッカ。
3級酒市場で一番大切な
価格戦略で戦う前に負けていたのだ。
しかし、この品質への拘りは
無駄ではなかった。
ニッカは品質が良いという
信頼が生まれたからだ。
ブランドの価値=信頼といっても
過言ではない。
この後、ニッカは
朝日麦酒から迎えた
彌谷醇平氏が手掛けた
角瓶リッキーで
ようやくトリスに勝利する。
この長い道程を
歩み続けることができたのも
マッサンの一念があったから。
一念 岩をも通すの
一週間でした。
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