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2015年3月11日
4度目の3月11日。
ニュースZEROは陸前高田市から放送。
奇跡の一本松の前で撮影。
そして希望の架け橋。
被害にあった場所に土砂を運ぶ橋。
復興は続いている。
行方不明者は2584人
東北大震災での犠牲者は15891人。
2584人が行方不明。
3月11日午後2時46分。
被災各地ではサイレンが鳴り響いた。
日本中の悲しみが蘇った。 黙祷。
妻を亡くした夫
高松康雄さん58歳。
東北大震災で妻が行方不明。
妻・祐子さん、当時47歳。
今も祐子さんの笑顔が思い出される。
銀行に勤めていた祐子さん。
4年前、高松康雄は車で銀行に送った。
それが最後に見た祐子さん。
15:21。
祐子さんからのメール。
「大丈夫?帰りたい。」
津波が女川町にも接近。
銀行の付近にも津波が押し寄せた。
20mに近い高さ。
引き波で車や家も流された。
妻・祐子さんの遺品
4年前の大震災で行方不明になった妻。
妻・祐子さんの携帯電話が残された。
1年後に電源を入れた高松康雄さん。
届かなかったメールが残っていた。
最後のメールから4分後のメッセージ。
15:25「津波凄い」
捜してやらないとダメだと思った高松康雄さん。
自分で捜す! 潜水士の資格を取ることを決意。
潜水士の免許を取得
東北大震災から2年半後、潜水士の練習を開始。
妻が見ていたら、 「危ないことしないでという」と思う。
「じゃ、やめる」って言ったら怒るはず。
きっと見つけてほしがっている。
仕事後に潜水士の勉強。
半年後、高松康雄さんは潜水士の免許を取得。
2015年1月
ボランティアやダイバーの協力のもと海に潜る。
水温5度。
浅瀬を捜索。
高松康雄さんは月に3回ほど潜水。
妻を捜している。
海の底にはタイヤや衣類など。
大震災の爪跡が残る。
しかし、妻・祐子さんの手がかりはなし。
海に潜ると近くに妻を感じる。
高松康雄さんは海に潜り続ける。
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