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久保田流ブラックミュージック
3月21日の心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU。
ゲストは久保田利伸。
1996年にはLA・LA・LA LOVE SONG。
ドラマの主題歌。
これが大ヒット。
日本にブラックミュージックを広げた。
久保田利伸が教えるタメの科学
ロックは押しのリズム。
ブラックミュージックで大切なのは”ため”。
一定のリズムなんだけど、”ため”がある。
久保田利伸が実践してみせる。
最初はオンビートで歌って
次はバックビートで歌う。
加藤浩次たちは解った解ったというが
本当には解っていない。
誤解しやすいのは
”ため”という言葉を使うと
日本語ではウッとかいう言葉で表現するから
ますます解らなくなる。
音楽は数学なので数字で分解して
正しい答えを体に覚えさせていくのが近道。
久保田利伸は天才なので
かってのジャイアンツの長嶋監督が
ガツンと入れてバッと打つと
同じような感覚で説明するから
ますます加藤浩次たちは解らなくなる。
手拍子で完璧なビートが打てないのに
手拍子を打ちながら歌える訳がない。
数学的にいうと
4分音符を480という数値に置き換えると
240で歌い始めたりビートを打つと
アフタービートになる。
メトロノームで練習する時は
メトロノームの音を
オンビートにまず聞く練習をする。
カウントでいうと
1、3、5,7とメトロノームが
ビートを刻むように感じて
2.4,6,8で手拍子を打つ練習をする。
最初はゆっくり練習すること。
音楽はゆっくりできないものは
早くもできない科学だから。
また逆に練習したりして、
オンビートとオフビートの感覚をつかむ。
これが”ため”を数学的に学ぶ第一歩だ。
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解ってないのがばれる加藤浩次
加藤浩次も挑戦。
どうも雰囲気は掴んでいるだけどね。
手拍子だけだと、ちょっとできる感じに。
でも歌いながらだと頭打ちに逆戻り。
久保田利伸曰く「ずんどこ節」。
やっぱり日本人なんだね、加藤浩次。
ファンキー=自由
よく使う”ファンキー”って言葉。
意味は”自由”だとか。
でも、フリーダムとは違う。
フリーダムだとその中に意志がある。
ファンキーは自分で思っていないけど自由。
自然体ってことかな?
レコーディングでは一番初めに歌ったのがいい。
ファンキーな気持ちで歌っているから。
何も計算しないで歌ったものがいいのだ。
ファンキーが過ぎると迷惑?
ライブは一発勝負。
ライブ前に久保田利伸は
スタッフに釘を刺される。
「今日はあんまり自由にやらないで」
ファンキーになりすぎる久保田利伸。
ファンキーが過ぎると、尺(時間)も変わる。
2番歌うのかと思ったらアドリブが続く。
打ち合わせと違うとダンサーたちも困惑。
気が抜けないライブになる。
はじけすぎて歌を変えたくなる久保田利伸。
好きな歌の旋律を変えてほしくないファンもいる。
久保田利伸の悩ましいところだ。
久保田利伸の原点は野生の王国?
子供の頃久保田利伸が好きだった番組。
それは”野生の王国”
アニメなどには関心がなかった。
世界の動物のドキュメンタリー番組。
そこで観たアフリカのマサイ族。
マサイ族の儀式が好きだった少年時代。
スティヴィー・ワンダーを好きになる前。
久保田利伸にマサイ族が根付いた。
久保田利伸は譜面が苦手
ミュージシャンなのに譜面が苦手な久保田利伸。
音楽が浮かんだら、まずは録音。
楽器も苦手なので、口でイメージを録音する。
ボイパってことか。
後からわかるように録音することが大事。
録音したものを聞いてみる。
「ためて、ためて、ドッドッド・・・」
”ためて”って言っている。
ブラックミュージックの大切なもの。
イメージの録音でコードは決まる。
リズムも決まる。
あとはスタジオなどで全体を作る。
譜面では伝わりにくいものがある。
久保田利伸は先に音から入るタイプ。
久保田利伸 NYへ
久保田利伸に刺激を与えてくれた人。
その人たちが暮らすNY。
同じ土の上に乗りたかった。
でも、英語はダメ。
プランなしのままNYに来た。
できることはレコード会社を回ること。
日本での実績はNYでは関係のない話。
ゼロからのスタートだった。
自分からとっかかりを作ることが重要。
NYに働きかけている間に数年が経った。
NYで見えたもの
NYは人種のるつぼ。
40か国の人種が集まっている。
人種が違えば、価値観も違う。
そんなことは当たり前。
改めて感じさせてくれたNY。
自分のことも人の事も認められるようになった。
久保田利伸を成長させる街、NY。
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