ヨルタモリ始点・終点1回目は真岡鉄道茂木駅の無念の終点

今日は栃木県を走る
真岡鉄道　茂木駅をご紹介。

真岡鉄道の始点・終点である
茂木駅は栃木県の最東端に位置している。

またこの駅は大正9年に作られ
100年を越える真岡鉄道の
歴史の中で最も新しい駅として
知られている。

そんな茂木駅に電車が到着。

だが、この電車はこれ以上
咲には進めない。

なぜなら、そこは終点だから。

本来なら、この車止めの先にも
線路は続くはずだった。

ところが諸事情により
工事は中断。

はからずもここが
終点となってしまった。

そこにはただ

砂利が無造作に積まれただけ。

なんとも無念な表情を浮かべる
完結していない終点。

数ある終点の中でも
一際、歯がゆさを感じさせる。

実は、この先には
トンネルも鉄橋も
作られていた。

だが、これより先
電車が進むことは
永遠にない。

終わりは始まりであり
始まりは終わりでもある。

終点は今日も引き返していく
真岡鉄道をただ見送る。

無念の終点と潔い終点。

もともとは、

弦楽のためのアダージョ
Adagio for Strings Op.11 / Samuel Barber

なんだろうけど

音はプラトーンのサウンドトラックから
取られている。

無念の終点と相まって
その相乗効果は絶大すぎ

この番組が
ヨルタモリのコーナーだということを
忘れそうになる。