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田中泯が桶作元治役を引き受けた理由
4月17日のあさイチプレミアムトーク。
ゲストは田中泯。
現在NHKの朝ドラ「まれ」に出演中。
塩作り職人で祭り狂の桶作元治役。
桶作元治にはモデルがいる。
5代目の塩作り職人、角花豊さん。
角花豊さんがモデルなので出演を承諾。
角花豊さんに塩作りを習う
田中泯が塩作りを教えてもらったのは1週間。
朝から晩まで習ったのは正味3日ほど。
塩作りは素朴な作業の繰り返し。
ひたすらやり続ける。
しかし、角花豊さんのように上手くいかない。
しかし、二人の足の筋肉の付き具合が一緒。
慣れない塩田での作業。
嬉しかったことには筋肉痛がなかった。
これは山梨で行っている農業のおかげかも。
田中泯の体は農業で鍛えられた。
田中泯は俳優ではない
印象的な役が多い田中泯。
実は俳優ではない。
演じる人ではなく、踊る人。
でも、朝ドラ「まれ」では存在感が光る。
有働アナはドラマ「まれ」でのW田中の夫婦が好き。
特にW田中のアイコンタクト。
素晴らしい間の使い方をする。
これは俳優・田中裕子のおかげ。
撮影では助けられているという田中泯。
微妙な間の取り方を演出しているのは田中裕子。
亭主関白と見せかけて本当はかかあ天下。
さすがだね。
田中泯は舞踏家ではない
田中泯が俳優を始めたのは今から13年ほど前。
2002年に公開された映画「たそがれ清兵衛」。
主役の清兵衛と戦うことになる余吾善右衛門役。
清兵衛に討たれた最後は壮絶。
作品を観た井ノ原快彦はまるで踊っているようだと。
田中泯もあとで自分で観てびっくり。
意識したわけではないが踊っていた。
そう、田中泯は世界でも有名なダンサー。
しかし、舞踏家と言われるのには抵抗がある。
田中泯の踊りはジャンルで分けられないもの。
分けてほしくないもの。
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メイクをしたい田中泯
朝ドラ「まれ」に出演中の田中泯。
他の出演者はメイクから準備。
しかし、田中泯はメイクなし。
衣装を着て、手拭いで頭を縛ったらOK。
そこからガンジーになれる。
今回のあさイチの出演時もメイクなし。
素のままでOKだと言うこと?
田中泯にはよく不明。
僕だってメイクしたい~なのです。
田中泯は根っからの踊り子
子供の頃は話すのが苦手だった田中泯。
話すことよりも体で表現。
ジェスチャーとは違う。
ジェスチャーは言葉があって成立するもの。
言葉で伝えられないから体を動かす。
だから、どこでも踊ることができる。
田中泯はそれを「場踊り」と呼ぶ。
2007年公開の「ウミヒコヤマヒコマイヒコ」。
舞台はインドネシア。
田中泯は田舎で踊る。
畑や道路で木々の間で。
初めて会った人とも踊りで会話する。
言葉がなくても心が通じる。
羨ましいかぎり。
踊りのライブ感は映像では伝わらない
田中泯の踊りを映像で見てもつまらない。
田中泯自身がそう話す。
しかし、ドラマや映像にすると伝わる。
映画「たそがれ清兵衛」の時もそうだった。
最期のシーン。
山田監督「こっからあとはみんさんがやるんだよ」
全て任せてもらったからできた踊り。
山田監督に感謝している。
踊りはライブで観てほしい。
その場の空気を感じも含めて踊りなのかもしれない。
そこにいるから感じられるものがある。
田中泯の踊りを観たくなった。
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